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栄養士の食育日記

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『食卓に欠かせない野菜ブロッコリー』

 突然ですが、皆様は“指定野菜”をご存じですか?“指定野菜”とは消費量が多い又は多くなることが見込まれる野菜のことで、言い換えれば生活に欠かせない重要な野菜のことなんですね。

指定野菜は「野菜生産出荷安定法」で安定して生産と供給が行われるように守られているのです。例えば、まず指定野菜を生産する規模の大きな産地(野菜指定産地)を国が指定します。もしも、指定野菜の価格が下落した場合には指定産地の農家に補助金が支払われる…という制度です。現在、キャベツ、きゅうり、里芋、大根、トマト、なす、人参、ねぎ、白菜、ピーマン、レタス、たまねぎ、じゃがいも、ほうれん草の14品目が指定野菜として定められています。
今回のテーマであるブロッコリーは2026年度から指定野菜に追加されます。新規追加は、1974年のじゃがいも以来50年ぶりのことです。人口減少などの影響で、他の野菜の生産量は過去10年間、横ばいか減少しているのに対し、ブロッコリーは3割程増えている(12年出荷量と22年出荷量を比較すると12年は122,500tでしたが22年は157,100tと34,600t増加)など需要が伸びていることが追加の理由のようです。

さてブロッコリーですが、キャベツから派生したもので、味にクセがなく、ほのかな甘みがあり子供も食べやすい野菜です。緑黄色野菜で、免疫力を高めてくれるビタミンA・C・Eが豊富に含まれています。小鉢1つ分のブロッコリー食べると1日に必要なビタミンC(100mg)を摂ることができます。
他にも、胎児の成長に不可欠な葉酸、胃の粘膜を保護してくれるキャベジンやガン予防に役立つといわれているスルフォラファンなど、さまざまな機能性成分が含まれています。
料理をする時にブロッコリーの蕾の部分だけを食べ、茎の部分を捨ててしまっていませんか?実は、茎の方がビタミンCやカロテン(ビタミンA)などの栄養素が多いのです。固い皮を取り除き、カットして汁物に入れたり、薄くスライスしてソテーにしたり、簡単な調理でおいしく食べることができます。料理やお弁当の彩りに使用するのもおすすめですね。
新鮮なブロッコリーを見分けるポイントとしては、色むらがなく黄色く変色していないこと、蕾がしっかりと詰まっていること、根元が割れていないことです。購入する際に気を付けてみてください。
寒暖差のある日が続き、体調管理が難しい時期です。また、受験や卒業式など大事な行事を控えている方も多いと思います。ぜひ、栄養価の高いブロッコリーを食べて寒い冬を元気に過ごしましょう。

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