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栄養士の食育日記

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『日本と世界のクリスマス』

 今年も残すところあと1か月となりました。12月といえばクリスマスですね。コンビニや百貨店、スーパーなどでクリスマスケーキやクリスマスチキンの宣伝をよく目にします。クリスマスディナーの定番がチキンやケーキなのは、日本独自の文化であることをご存じでしょうか。世界では食嗜好や風土、宗教、歴史などによってそれぞれのクリスマスを過ごしているようです。

今回は各国のクリスマスの特徴と定番メニューをご紹介しようと思います。

最初はアメリカです。アメリカのクリスマスに欠かせないのがツリーです。“ツリーハンティング”といって、もみの木狩りに行ったり、スーパーでもみの木が売られたりしています。ツリーの下にたくさんのプレゼントを用意して、家族で交換します。一人1つではなく、複数個用意するのが一般的なようです。ツリーは年明けまで飾られ、クリスマスムードが続きます。
クリスマスディナーは七面鳥やローストビーフ、マシュッシュポテトが定番でアップルパイやパンプキンパイがデザートに出されることが多いです。また、“ジンジャーブレットハウス”と呼ばれるクッキーで作ったお菓子の家をデコレーションするのが子どもたちの楽しみの一つにもなっています。
 次はイギリスです。12月になるとアドベントカレンダーを飾り、毎日一つずつ窓を開けてクリスマスを待ちます。アドベントカレンダーは25個の窓がある箱形カレンダーで、中にチョコが入っているものもあります。ほかにも年賀状のようにクリスマス前にクリスマスカードを送る風習もあります。イギリスでは、イブではなくクリスマス当日にクリスマスディナーを食べます。七面鳥を食べるのが一般的ですが、牛肉を食べる家庭もあるようです。伝統的なデザートとしてクリスマスプディングがあります。これは私たちの知っているプディングとは全く異なり、小麦粉やミンスミート(牛や羊の脂)を混ぜた生地にドライフルーツがたっぷり入った、ラム酒風味の強いずっしりとしたケーキです。1か月前から作り熟成させます。家族1人1人が、混ぜながらお願い事をしながら作るのがポイントのようです。そのままでは固いので食べる前にブランデーをかけ火をつけて温めなおして食べます。
 最後にドイツです。各地で地方色豊かなクリスマスマーケットが開催されています。木製のくるみ割り人形、口から白い煙を出すスモーカー人形、クリスマスピラミッドなどのオーナメントやレープクーヘンという焼き菓子を売っています。レープクーヘンは、はちみつやスパイスを使って味付けした焼き菓子でクッキーのような見た目をしています。形や食感も様々で、しっとりとやわらかいものから、歯が立たないくらい固いものまであるそうです。他にも伝統的な焼き菓子として、バターやドライフルーツをたっぷり使ったシュトーレンがあります。クリスマスまで少しずつ食べていくのが慣習で、水分量を少なくしたり、ブランデーを使ったりして日持ちするように作られています。

今回は特徴的な3つの国のクリスマスをご紹介しました。
さまざまな国のクリスマスを参考にしながら、おいしい料理を囲み、家族で楽しいひとときを過ごしてみるのはいかがでしょうか。

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