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栄養士の食育日記

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『モヤシは栄養たっぷりの優秀野菜』

 家計を助けてくれる価格の優等生は「卵」と「モヤシ」だったのですが、最近は卵が少し値上げとなりました。と言っても卵は依然として価格、栄養価からみても優等生です!

一方、モヤシはひ弱で栄養価も少ないヒョロヒョロとした日陰の野菜という感じが定着しています。ところがモヤシは栄養たっぷりで価格、栄養価から見ても優等生!きれいな水を利用し、化学肥料や漂白剤などは使用せず、水と豆が持っているパワーで発芽する栄養たっぷりの野菜なのです。豆を水に浸して陽を遮断し発芽させることにより、豆が持っていないビタミンCやミネラルが増えて栄養価が高くなるのです。
モヤシは種子本来の栄養素に加えて、発芽・成長しながら、あらたに別の栄養素が生成するという特殊な野菜です。しかも低エネルギー(100gあたり14kcal)で健康に役立つ様々な栄養素を含んでいますし、モヤシの原料となる豆は良質なタンパク質や脂質・炭水化物が豊富です。さらに、その豆が発芽してモヤシになる過程でこれらの成分が分解され、もともと含まれていなかった疲労回復効果のあるアミノ酸のアスパラギン酸やビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCやカリウムなどのミネラルが生成されてくるのです。
モヤシはスーパーで安く売られていますが、簡単に作れるので自分で栽培している方も多いですよ。夏休みの自由研究で子供と一緒に作ってみるというのも面白いですよね。
モヤシにするための豆は普通のスーパーで食用の乾物の大豆を買ってくればOKです!ただ加熱処理がされていないもの、殺菌剤で処理されていないものを選んでください。加熱処理がされていると芽は出ませんし、殺菌剤で処理されているものは、食べるのには向かないそうです。
モヤシの豆は、「モヤシの種」という名前で売られていることもあるそうですが、これは緑豆であることが多く、大豆ではありません。大豆を買った方が煮豆としても利用できますから良いと思います。大豆であれば、スーパーで売られているので簡単に手に入れることができます。
その他の小豆やトウモロコシなどいろいろな種でもモヤシは栽培することができます。注意することは雑菌をつけないこと、水は1日2~3回かえること、陽に当てないことなどです。
 まだ、夏休みの自由研究のテーマが‥と悩んでいたら1週間ほどでできますので栽培して、食卓に並ぶまでの研究などいかがでしょうか?

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