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栄養士の食育日記

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『スイカを井戸水で冷やす』

 待望の夏休みが始まり10日ほどが過ぎました。今年の暑さは、いろいろなことに挑戦しようとする心を折ってしまいますね。そのような時は元気が出るものを食べて暑気払いをしたいです。

暑くなると食べたくなる夏の果物ランキングをチェックしてみました。
5位…マンゴ‐ 4位…メロン 3位…パイナップル 2位…桃 
そして1位はスイカでした。
スイカの原産地は南アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯・・カラハリ砂漠の近くと言われ、2500万年前にスイカの野生種が存在していたと考えられています。スイカの縦じま模様は茶色の砂漠の中で高いところを飛んでいる鳥に見つけてもらい、食べてもらって、種を遠くまで運んでもらうため・・言い換えれば「目立つため」に黒い縞模様になったそうです。
 日本には戦国時代に西方から伝わったので「西瓜」と呼ばれていたそうです。江戸時代には普及して「西瓜」から「水瓜」となっていたようですよ。スイカの約90%は水分ですから、水瓜と名付けられたのも納得しますね。
さて、スイカを冷やす方法として江戸時代は井戸の中で冷やしていたようですが、結び方が緩いと井戸の中にスイカを落としてしまい大騒ぎになっていたそうです。現在はカットして冷蔵庫で冷やしていると思うのですが、スイカの保存に最適な温度は10~15℃です。冷蔵庫で冷やすと冷えすぎになります。冷えすぎると劣化して甘みが減ってしまうので食べる1時間程度前に冷やすと美味しくいただけますよ。
適温は水温ですから、バケツとタオルで冷やすのも良いみたいです。
スイカにはカリウムを始め、たくさんのミネラルが含まれていますので疲労回復効果や利尿作用があるので体のむくみをとる効果もあります。カリウム以外にもビタミンCやリコピンなど私たちの体にとってほしい栄養素がたっぷり!また、暑い夏に火照った体を冷やす効果もあります。夏に食べたい果物ランキングで1位になるのもわかりますね。
 子どもたちにとって一度は経験してみたいスイカ割り!実はスイカの産地として有名な山形県のJAみちのく村山の有志の人によって作られた「日本すいか割り推進協会」が定めた公式ルールがありますが、用具からスイカとの距離、最後は後始末まで7条からなる立派なものです。でも、子どもたちと楽しむ場合はスイカから3mほど離れて目隠しをして、その場で3回転をしてから始め、棒を振るのは1回だけにして、スイカが割れなければ次の人に交代・・などルールをシンプル化すると楽しめますよ。固い地面のうえでスイカ割りをする時はスイカが転がらないように固定し、海水浴など砂場でおこなう場合は、下にレジャーシートなどを敷いて行うと楽しめます。
子どもたちと一緒に、暑い夏とスイカの思い出を作ってくださいね

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