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栄養士の食育日記

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『6月30日は麦みその日』

 先日、新聞で「麦みその日」が制定されたとの記事を読みました。愛媛県の麦みそ製造業者さん達が6月26日、日本記念日協会に制定を認められたと発表されたようです。

麦みそは愛媛県内で伝統的に製造され、みそ汁など料理の味つけに使われています。味噌は基本的に「大豆、麹、塩」から作られますが、材料の違いによって米味噌、麦味噌、豆味噌、調合味噌の4種類に分けられます。
愛媛県は裸麦の生産量が日本一なので、愛媛県の味噌は大豆と麦麴で造られることが多いのですが、中には大豆を使わず、裸麦と塩だけで造る業者もあるそうです。
実は昨年10月に愛媛県が宇和島市の3業者に大豆を使用していない商品に「みそ」と表記するのは景品表示法(優良誤認)違反にあたるとして、商品名に「みそ」や「麦みそ」を使わないよう指導したという経緯がありました。この件に関してはご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、業者側が「みそ」という名称の継続使用を求め、大豆を使わない製法は地元で認知されているなどの指摘もあったので、指導を撤回し、裸麦と塩で作ったとしても(大豆を使用していなくても)商品名に「みそ」と表記しても良いということになったようです。
 そのようなこともあったのですが、今回6月30日が「麦みその日」と制定されたことは、麦みそが大好きな私としては心から嬉しいニュースでした。しかし何故、6月30日が麦みその日なのか??という疑問が残りますね。
麦みその日が制定されるより先に毎月30日は「みその日」と制定されています。「三十日」は、「みそか」とも読まれることから、毎月30日は全国味噌工業協同組合連合会が制定したそうです。今回の「麦みその日」は6月の「6」を「む」と読み、「30日」を「みそか」と呼ぶことから6月30日となったそうです。
味噌の主原料である大豆は、「畑の肉」と呼ばれるほど良質のたんぱく質を豊富に含む食品ですよね。味噌は大豆の発酵によって作られますから、腸内環境をととのえるパワーを秘めた調味料です。また、抗酸化作用があるとされるサポニンや、大豆イソフラボンなど注目の栄養素も含まれている日本の独自の調味料で日本の食文化を支えているものです。
みそ汁を作る時は味噌に含まれる乳酸菌や酵素は熱に弱いので、具材に火が通ってから味噌を加えるようにしましょう。また、今からは暑い日が続きます。栄養価の高い味噌汁は菌の繁殖も早いので残ったら冷蔵庫で保存するようにしましょうね。

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