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栄養士の食育日記

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『春ニンジンを食べてみよう』

 初春に収穫されるニンジンを「春ニンジン」と言いますが、春ニンジンは冬の厳しい寒さに耐えて育つので通常のニンジンよりも甘くて柔らかいのが特徴です。ニンジンの栄養としては粘膜の保護や皮膚の健康維持、抗酸化作用のあるビタミンAに変換されるβ‐カロテンが多いことが挙げられます。カロテンという名前の由来は英語の「キャロット」に由来していることは有名ですね。β‐カロテンは皮の近くに多く含まれているので、できれば皮ごと料理をするほうが効果的にビタミンAを摂取することができます。また、ビタミンAは油と相性が良いので油炒めにしたり、天ぷらにしたりすると効果が増しますよ

 さて、以前は子どもの苦手な野菜ランキングでニンジンの名前はよく登場していたのですが、最近は少し状況が変化しているようですよ。2022年野菜ランキング(タキイ種苗株式会社)調査を見ると、「子供の好きな野菜ランキングトップ10」にニンジンは入っていますが、嫌いな野菜ランキング10には入っていませんでした。
いつ頃から変わったのかしらと調べると2014年、2015年の調査ではニンジンは「嫌いな野菜ランキング」に入っていましたが、それ以降はランキング外です。栽培する方の努力が実を結び、最近のニンジンは本当に美味しくなってきたのですね。
しかも今が旬の「春ニンジン」は1年でも特に甘くてみずみずしいので味覚の鋭い子どもに受け入れてもらえると思います。
 この美味しい「春ニンジン」を丸焼きにしてみませんか?
春ニンジンを購入したら、皮をよく洗って少し塩を振り、オリーブオイルをたらしましょう。アルミホイルで包んで230度くらいのオーブンで焼きます。トースターでもOKです。焼き時間はニンジンの大きさで違いますので早く食べたいときは縦に1/2か1/4に切って焼いてくださいね。串がスッと入るくらいに火が通ったら甘みも増して美味しいニンジンの丸焼きが出来上がりです。簡単にできるし、甘いので子ども達に本当のニンジンの美味しさを感じてもらうことができますよ。
 野菜の美味しさを感じてもらったら、野菜が苦手な子どもも食べてみようかな?と考えてくれるはずです。少しでも野菜を好きになってもらえるよう工夫をしてみましょう。春ニンジンはその手助けをしてくれる野菜です

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