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今年の夏は暑かったので秋は遅いかと思ったら、10月は例年以上に寒く、このまま秋に突入かと思ったら最近は少し暖かくなり・・・なんて季節がチグハグになっている今年ですね。でも、木枯らしのニュースも流れていたり、庭の紅葉もきれいに色づき始めたので秋に旬を迎える野菜や果物は一層、美味しくなると期待しています。
秋の食べ物で寒さによって、よりうま味を増したり味わいが深くなってくるものと食育…を考えた時に「さつまいも」を思いだしました。何故なら、大学の授業で学生に子ども時代の食育体験を聞くと必ず出てくるのが「芋ほり体験とそのサツマイモを利用した焼き芋体験」なのです。
芋ほりは幼稚園や保育園などで10月や11月の定番のお楽しみ行事になっているようです。よく育ち実がしまった大きなサツマイモを掘りだすのも大変ですが、焼くのはもっと大変だと思います。でも人気のイベントのようです。
面白いことに、子ども達の記憶の中に焼き芋体験は残っているのですが、スイートポテトに調理したり、後日天ぷらにしたり・・なんてことは、あまり覚えていないようです。じつはサツマイモは掘ってすぐに食べると甘みが薄く、1~2週間程度置いてから調理したほうが、甘みが増すのです。でも、子ども達には芋ほりをしてそのまますぐに焼き芋にしたサツマイモが「すごく美味しかった」・・との記憶が濃厚に残っています。すばらしい食育活動だと思います。
食育体験は芋ほり以外にも夏野菜のきゅうりやトマトを育てたり、田植えをして、稲刈りをするなどがありますが、芋ほり体験と焼き芋体験のように収穫し、収穫したものをすぐに食べる体験は連続性があり、体を使った後に五感を刺激するような体験が記憶に残るものになると思われます。
ご家庭で、子ども達と一緒にいろいろな野菜を栽培したりされている方も多いと思います。収穫したらすぐに簡単な調理で、その野菜を味わえるようにすると『美味しい記憶』として刻まれていくようです。
今年の秋は収穫後の楽しみを子ども達と一緒に体験でき、子どもの記憶に残る食べる楽しさを感じるイベントを考えてみませんか
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