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栄養士の食育日記
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10月になったら、値上げラッシュですね。春先から値上げ・・値上げ・・とニュースが伝えていたので、「値上げ」という言葉には少し慣れていましたが、徐々に現実味を帯びてきました。
特に10月からの値上げは品目も多いので食卓を直撃しそうです。私たちが自助努力で食品などの値上げに対抗するとしたら、購入した食材を無駄なく使いきるテクニックになると思います。食材を使いきるテクニックは値上げに対抗するだけでなく、SDGｓの観点からも食品ロスを減らすことになるので環境に配慮していることに繋がります。ちょっとしたテクニックを活用して、食卓を直撃する値上げに対応してみましょう
例えば、買い物に行くときは在庫の確認をしたり献立表を作ったりといったいろいろな提案がありますが、今までしてこなかった方には大きなハードルですよね。冷蔵庫にはたくさん詰め込まない・・と言うのもわかっているけれど・・と感じます。
そこで提案① 冷蔵庫内に『余りものコーナー』を作るのはいかがでしょうか？使い残した野菜を野菜室に入れてしまうと、いざ使おうとしたらしなびていた・・という経験はないですか？そのようなことを防ぐためには、余りものコーナーを作り、余ったらそこに入れて置き、献立を考える時には余りものコーナーにある野菜などを見ながら考えると良いと思います。
提案② ネギやニンニク、生姜などの香味野菜は購入したら、ネギは小口切り、ニンニクや生姜はみじん切りにして保存容器に入れて冷凍しておきましょう。使う時にそのまま使うことができるので便利ですよ。
提案③ 中華料理で利用する調味料（甜麺醤や豆板醤など）は瓶のまま冷凍でき、利用する時はそのまま使うことができますので、蓋を開けたら冷凍庫に入れてしまいます。冷蔵庫は詰め込んではいけないのですが、反対に冷凍庫は詰め込んだ方が効率よく冷えるので上手に保存して下さいね
最後に、余りものコーナーの食材を見て献立を考えますが、お助けメニューを挙げてみると
① スープで使いきる・・最初は薄味、次にトマト缶を加えてトマト味、最後はカレー粉を入れてカレー味にすると簡単に楽しく食べることができますよ
② スパニッシュオムレツにする・・中身は何をいれても卵が優しく包んでくれます。子ども達も大好きですよね
③ お好み焼きで食べきる・・お好み焼きの中にいろいろの食材を加えてお好み焼きパーティをしても楽しいですよ
いろいろの工夫ができますね。子ども達と一緒に考えてみても良いと思います。
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