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栄養士の食育日記
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『今年こそ、夏バテなどしないで上手に夏を乗り切るぞ！』と思っていたのになんとなく、体がだるくてやる気が起こらない・・と思っていませんか？疲れがたまると、早く夏休みが終わって子ども達が学校に行ってくれないかな・・なんてことまで考えたりしてしまいますよね。
そこで夏に旬を迎えるとうもろこしを間食で食べるのはいかがでしょうか？
子ども達にも大人気のとうもろこしは夏バテ予防効果もあるのですよ。
とうもろこしは糖質が多いので、夏バテを感じる時に食べていただくとご飯と同じように主食になります（中南米やアフリカなどの主食はとうもろこしです）。しかもビタミンB1、B2などエネルギーを作るために必要なビタミンやカリウムや亜鉛などのミネラルが豊富に含まれている上に疲労回復に効くとされるアスパラギン酸も含んでいるので夏バテ予防に適しています。とうもろこしの小さな一粒、一粒の実は種で「栄養分の宝庫」と言われています。粒皮に多く含まれる不溶性食物繊維は、便秘の予防、整腸作用だけでなく、血糖値の上昇を抑えてくれる効果も期待されている優れもの！
さて、ここで問題です。
トウモロコシは野菜でしょうか？それとも穀類でしょうか？
先ほども書きましたが、とうもろこしはイネ科一年生の植物であり、米や小麦と並んで世界の三大穀物の1つなので穀類に分類されます。しかし、日本ではとうもろこしの1つの種類であるスイートコーンは、野菜に分類されます。
普段食べている甘い「スイートコーン」は野菜で、世界で主食とされる「とうもろこし」は、穀物として分類されているのです。調べてみたら、原因は、商標登録上の問題のようです。私たち栄養士が使用している『日本食品成分表』でも、とうもろこしは穀類に掲載されスイートコーンは野菜として掲載されています。
スイートコーンを食べる時はラップでくるみ、１本なら500Wで5分程チン！するだけでOK！また、皮の上からラップしてチンすると風味がUPして美味しいですよ。さらに、抗酸化作用で有名なビタミンEやコレステロールを下げる効果のあるリノール酸も多く含まれています。
夏に旬を迎えるとうもろこし（スイートコーン）を子ども達と一緒に食べて夏バテ知らずの体を作りましょう
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