FAX089-905-1113

791-1104 愛媛県松山市北土居2丁目2番22号

089-905-1113

791-1104 愛媛県松山市北土居2丁目2番22号

栄養士の食育日記

« 『9月3日はクエン酸の日』 | メイン | 『値上げラッシュ!食材を使いきりましょう』 »

『改めてエビってすごい!』

 世界的に天候不順の夏がようやく終わろうとしています。雨が降らなくて、川底まで見え農作物が不良になったり、反対に豪雨で水害に襲われたり・・この先、地球規模でどうなるのか心配ですね。

 今回、9月の旬の食べ物を考え「エビ」が旬であることに気付きました。エビの旬の時期は、6月から9月と言われています。
最近はエビの養殖や海外からの輸入も盛んで、旬の時期でなくても一年中美味しいエビが食べられるようになっているのでエビに旬があるの??と思われたかもしれませんね。今回は改めてエビって、すごい・・と思いますよ。
 さて、私たちが普段見かけるエビは・・車エビ、伊勢エビ、芝エビ、甘エビ、ブラックタイガー、バナメイなどですよね。世界中に2400種類のエビが生息しているそうですが、日本では車エビなどの『泳ぐエビ類』が約30種類、伊勢エビなどの『歩くエビ類』が10種類漁獲されています。しかし、漁獲量が少ないのでほとんど地元で消費され、私たちが目にするエビ類は輸入された方が多いようです。
 エビが持っている栄養成分や栄養効果を調べると、殻や尻尾には身に劣らず豊富な栄養が含まれていることがわかります。その成分は「キチン・キトサン」と呼ばれる動物性食物繊維です。キチン・キトサンには、食事中のコレステロールの吸収を抑える効果や血中の悪玉コレステロールを下げる作用があります。また、免疫活性作用、肥満防止、整腸作用もありますよ。ですから、殻や尻尾まで食べることができる小海老のから揚げやガーリックシュリンプなどは、おすすめの調理法です。
また、身は良質な動物性たんぱく質が豊富でしかも低脂肪です。その上、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅などのミネラル類やビタミンE、タウリン、グリシンなどが多く含まれています。これらだけでもすごいのですが、加えてアスタキサンチンまで含まれています。
アスタキサンチンはエビの赤色の天然色素成分です。抗酸化作用が強く、ストレスによって発生する活性酸素を除去する効果があるため、アンチエイジング効果も期待できるのですよ。
これほどたくさんの栄養成分がギュッと凝縮しているエビは『高たんぱく、低脂肪、カルシウムたっぷり』です。見慣れた食材のエビは今が旬です。和洋中を問わず調理しやすいエビのすごい力を健康づくりに利用してみましょう

お近くのヨシケイを探す

ヨシケイを始めたい!資料がほしい!と思ったらまずはお住いの地域をチェックして下さい。

郵便番号から探す

※半角数字で(ハイフン)入れずに入力して下さい。

全国のヨシケイ

※ 一部、配達にお伺いしていない地域がございます。予め、ご了承ください。

×
×
サイト内検索

サイト内検索

×