FAX089-905-1113

791-1104 愛媛県松山市北土居2丁目2番22号

089-905-1113

791-1104 愛媛県松山市北土居2丁目2番22号

栄養士の食育日記

« 「多彩な名前を持つエンドウが旬」 | メイン | 『夏風邪で発熱したら・・』 »

「水無月は水の月」

「水無月は水の月」

いつの間にこのような状況になったのかな・・。
少し前の玉ねぎの高騰には驚きましたが、野菜は徐々に値段が落ち着いてきているようですね。しかし元の値段に戻ることはなく高いままで落ち着くよう思われます。子ども達に少しでも良いものを・・と考えていると『無駄をなくす』ことの大切さが身に染みてきます。
 さて、6月も中旬、梅雨入りの季節になりました。6月は雨がたくさん降る月で田植えなど野菜作りも活発になる時なのに水無月・・『水の無い月』っていうことが不思議でした。調べてみると「水無月」の「無」の意味はもともと「の」にあたる連体助詞なので「水無月」は『水の月』ということになるそうです。学生時代に古文をもっと勉強していたら良かった・・と思っています。
 6月は田植えが済み、田に水を張る必要があることから『水の月』→「水無月」と呼ばれるようになったそうですよ。他には旧暦の6月は暑くて水が干上がってしまうということから「水が無い月」という説もあるそうですが、「水の月」が有力のようです。
水の月である6月も中旬を過ぎると気をつけたいただきたいことに「食中毒」があります。何度かこのコーナーでも取り上げてきたテーマですが、おさらいをしておきましょう。
夏場に食中毒を起こすのは主に細菌です。この数年私たちの生活を脅かしているウイルスとは全く異なり、増殖することで私たちに害を及ぼすのです。ですから、食中毒は予防ができます。
ルールは3つ「つけない」「増やさない」「やっつける」です。
「つけない」は手洗いをすることです。この習慣はコロナウイルスでほとんどの方が実行できていると思います。「増やさない」は低温で保存するということです。細菌の多くは高温多湿な環境で増殖しますから冷蔵庫など10℃以下で保存することで増殖を防ぐことが可能です。最後の「やっつける」は加熱処理です。ほとんどの細菌は加熱すると死滅します。ただ肉や魚など中心部まできちんと加熱することが大切になります。中心温度75℃で1分というのが原則です。まな板や包丁も使い終わったら熱湯をかけるか台所殺菌剤を使って殺菌します。もしも体調に異変があれば『下痢・嘔吐』は原因物質を体から排除しようとする体の防衛反応と考えて市販薬を利用して『下痢・嘔吐』を止めるよりも、病院を受診して適切な処置をお願いしましょう。
カビも増えてくる「水の月」。体調が変化しやすいので、気をつけて暑い夏に向けてのからだ作りをしましょう

お近くのヨシケイを探す

ヨシケイを始めたい!資料がほしい!と思ったらまずはお住いの地域をチェックして下さい。

郵便番号から探す

※半角数字で(ハイフン)入れずに入力して下さい。

全国のヨシケイ

※ 一部、配達にお伺いしていない地域がございます。予め、ご了承ください。

×
×
サイト内検索

サイト内検索

×