0120-45-9339
FAX089-905-1113
〒791-1104 愛媛県松山市北土居２丁目２番２２号
栄養士の食育日記
« 『箸の文化を知ろう』 | メイン | 『リボベジ（再生野菜）をお勧め』 »
昨年末の12月23日にスポーツ庁が実施している全国の小学校5年生と中学校2年生を対象とした『全国体力・運動能力，運動習慣等調査』の結果がまとまり、発表されました。
調査結果概要として
①体力・運動能力…実技８種目（５０ｍ走や上体起こしなど）の得点合計である体力合計点は、小・中学校の男女ともに、令和元年度調査から連続して低下し、過去最低だそうです。特に持久力が必要な種目で成績低迷が目立ち、新型コロナウイルス拡大後の子供の体力低下が認められたようです。
②運動時間…１週間の総運動時間が420 分以上（1日平均1時間以上）の割合は、小・中学校の男女ともに、令和３年度よりも増加しましたが、以前の水準には戻っていません。
③生活習慣…小・中学校の男女ともに、肥満の割合が増加しています。また、朝食欠食、睡眠不足、スクリーンタイム増加などの生活習慣の変化が見られました。
スマートフォンやゲーム機、テレビの画面を学習以外で見る時間が前の調査よりも長くなり「1日5時間以上」と回答した男子が小学生、中学生で１６％を超えたそうです。
子どもの体力低下の原因はいろいろあると思いますが、外遊びやスポーツの重要性を学力の状況と比べ軽視する傾向や、日常生活において身体を動かす機会の減少が考えられます。
体力を上げるためには「よく食べ、よく動き、よく眠る」というように
①バランスの良い食事 ②適度な運動 ③十分な睡眠ですね。
子どもの成長に沿った適切でバランスのとれた食事を考える目安としては
・しっかりとした食事量を食べること
・主食、主菜、副菜と牛乳・乳製品、果物でバランスをとること
・成長に応じた栄養素の確保をすること が考えられます
まず、日頃からしっかり量を食べられているか、バランスは良いか・・などを見直して、外遊びやスポーツを楽しんでいただきたいと思います
そして来年度は体力など向上できるようにサポートしていきたいですね
このWeb Siteの著作権は、ヨシケイグループにあります。
掲載されている文書、写真、イラストなどの無断転載・複製を禁じます。
© YOSHIKEI
