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栄養士の食育日記

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『ヨーグルトで免疫力アップ!?』

 今年の冬は寒かったですが、ようやく春らしい日差しが差してきました。しかし、未だにインフルエンザは猛威を振るっていますし、他のウイルス感染も多い状況です。

体内の防御システムである「免疫力」とは、体内に侵入したウイルスや細菌などの病原体や毒素を異物として認識し、生体を維持するためにこれを排除しようと働き、体の健康状態を保つシステムのことです。免疫力が下がると体は病気にかかりやすい状態になります。免疫システムが働くことで、常に病原体などの外敵から体を守ってくれているのです。
 春になると「くしゃみ、鼻みず、鼻づまり」など花粉症の症状が出て、辛い思いをする子ども達(大人も多いですが・・)がいますね。アレルギー性鼻炎は花粉が鼻から侵入しますが、その花粉を異物と認識して外に追い出したり、体内に入りにくくしたりするために過剰な生体防御反応を引き起こしているのです。
その症状を少しでも緩和できる食べ物として、今、ヨーグルトが注目されています。私たちの体内の免疫細胞の約70%が腸内にあると言われます。ヨーグルトを食べると、乳酸菌により腸内の善玉菌が増え、悪玉菌を減らすので腸内環境が整います。腸内環境が整うと、腸内の免疫細胞が活性化し、それにより免疫力が高まる・・ということになるのですね。
 ヨーグルトは牛乳を原料として発酵させたものですから、牛乳と同じように栄養価は高い食品です。しかも、乳酸菌がたんぱく質や脂質を分解してくれているので消化吸収がとても早い食品です。優れたヨーグルトですが、食べ合わせによって効果がアップしたりダウンしたりするので気を付けましょう
まず、相性の良い食べ物としてはきな粉、はちみつ、納豆、コーヒーですが、子どもにはコーヒーはきついのできな粉やはちみつがおススメです。
納豆は意外ですが、ヨーグルトに納豆を加えると、納豆特有のネバネバ感が少しなくなります。味はヨーグルトの酸味が、少しだけ加わり全体としてはマイルドな風味になります。しかも納豆菌は乳酸菌と違い熱に強いという特徴があります。そのため口から入れても死滅せずに腸まで届き、善玉菌が増えるのを手助けしてくれます。また、納豆には食物繊維も含まれていますので、腸の善玉菌の餌になるのです。
反対に効果をダウンさせてしまうので注意が必要なのが、水分を多く含むフルーツです。さらに、お腹を冷やすことがあるので注意しましょう。実はヨーグルトは保管する場合は冷蔵庫に入れるべきですが、食べるときは常温または少し温めた方がお腹に良いと言われています。
 今からの季節、免疫力を上げるためにもヨーグルトはいかがでしょうか?

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