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栄養士の食育日記

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『お菓子との上手な付き合い方』

 2月の大きなイベントとしてバレンタインデーがありました。

昔はそれほど大きなイベントではなかったのですが、最近の盛り上がり方はすごいですね。バレンタインデーが終わってもスーパーなどでは売れ残った(?)チョコレートをバーゲン価格で売っています。1年中で一番チョコレートの消費が多くなる2月はまさに「チョコレート月」ですね。
チョコレートは体に良くないのでは?と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、チョコレートにはカカオ・ポリフェノールがたくさん含まれているので活性酸素の働きを抑える働きが期待されます。また、はるか昔の話になりますが、4000年前からチョコレートは『神の食べもの』と崇められ、不老長寿の薬として珍重されていました。また、お金の代わりに使われていた時代もあったようですよ!
チョコレートの栄養的効果として原料であるカカオ豆にはカルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛などのミネラルがバランスよく含まれていますし、私たちの心を和ませる、あの甘い香りには集中力や記憶力を高める効果があることが最近の研究で明らかになっています。
チョコレートの食べ過ぎで虫歯になると大変!と思っていましたが、カカオ成分には抗菌作用もあるため、虫歯の原因菌となるソブリナス菌を抑える働きがあることも歯科医師の研究で分かりました。チョコレートは虫歯になるどころか、むしろ抑える効果もあったのです。
 チョコレートは良い食べ物だったのか!??と思ってしまいますね。いつの間にチョコレートが悪い食べ物の代表のようになってしまったのでしょう??
チョコレートは甘くて美味しいのでつい食べ過ぎてしまうことが問題なのです。チョコレートのカカオ豆にはカフェインが含まれているので、食べ過ぎることによって利尿作用や興奮作用を高めてしまう危険があります。特に幼児や子どもの場合は、強烈な甘さも気になりますし、カフェインの摂りすぎも心配です。
チョコレートだけでなくお菓子全般に言えることですが、上手に付き合うことが大切です。
子どもにとってのおやつはただ空腹を満たしたり、栄養補給をするだけのものではなく、癒しであり、楽しいものであり、のびのびと食べることができるものなのですが、大切なことは「次の食事の邪魔をしない程度に抑えておくこと」なのです。
できれば、決まった時間に同じくらいの量のおやつを子どもにあげ、子どもの食習慣の形成をしてあげることが大切になりますね
チョコレートの消費が増える2月ですが、お菓子は上手に付き合うことでストレス解消やコミュニケーションの手段になり、心のオアシスにもなります。
ルールを決めて楽しく美味しくいただけるおやつになるようにしましょう

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