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栄養士の食育日記

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『東京オリンピックに向けて子供の体づくり』

 2016年、新しい年になりました。

新年恒例の箱根駅伝をテレビで見ていたら、解説者の方々が「この選手は東京オリンピックに照準を合わせていますね」と発言していました。東京オリンピックはアスリートにとってとても大きな目標ですね。駅伝だけでなく他の競技でも多くの若い選手が東京オリンピックを目指し日夜励んでいるようです。そこで今回はジュニアアスリートの食事の基本などを確認しておきましょう。
私たちの体は「自分が食べたもの」でできています。ですからジュニアアスリートの食事は、生きていくための食べ物+成長するための食べ物+運動をするための食べ物の3つの要素を満たしたものでないといけません。食べ物に含まれている栄養素はお互いに協力して働くものなので3つを満たすための食べ物は、一見大変そうに思われますがポイントは「いろいろな食品から栄養素を得る」ということです。
食品の栄養素・・というと『ごはん=糖質』『お肉=たんぱく質』と考えてしまいがちですが、実際には一つの栄養素でできている食べ物はありません。例えばごはんには糖質以外にもたんぱく質やビタミン、ミネラルなどが含まれていますし、お肉にもたんぱく質以外に脂質やビタミン、ミネラルが含まれています。ですから、一つの食品が良いからと思って食べ続けるよりも、たくさんの食品からまんべんなく栄養素を取り入れるほうが体づくりには適しているのです。
 さて、ジュニア期の食事は3つの条件を満たしていないといけないのですが、
もう1つ、「ジュニア期は食べる訓練をする時期」だと考えましょう。ジュニア期に食べるトレーニングをしておかないと、将来どんどん運動をしていく時に激しいトレーニングで食欲が落ちて食べられなくなり、必要な栄養素を取れなくなってしまいます。
運動をする体の基礎作りはジュニア期に、食べるトレーニングをしてきたのか・・ということで決まるのですね。ジュニア期は好きなものばかり食べる傾向がありますし、家庭でも子供が好きなものを作る傾向が強くなりますが、毎日の食事がトレーニングだと考えていろいろな食べ物を食べるようにしましょう。
また、学校給食は栄養バランスを計算して作られているので、残さないで好き嫌いなく食べるようにしましょう。もしも可能であればおかわりをするものいいですね。その時はごはんやパンなどを積極的に食べるようにしましょう。
 ジュニア期から食べることに対して興味を持ち、意識をすることで体づくりの基礎ができると、2020年のオリンピック出場も夢ではないかもしれませんね!

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