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栄養士の食育日記

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『食育と絵本』

 食育で大切なことは何かと考えると、子ども達に「食べることは楽しい」と感じてもらうことではないかと思います。

児童や生徒、学生に出会うことができる様々な機会を捉えて「食べ物で好き嫌いのある人」という質問をするようになって10年余り経ちますが、最近は、クラスの半数近くが「食べ物の好き嫌いがある」と手を挙げます。
その時には必ず「アレルギーなどで食べられないものではなく、自分が嫌いで食べないことですよ!」と付け加えるのですが、半数近くの生徒や学生は手を挙げます。このような傾向は4~5年前から増えているように感じます。
食育は各ライフステージで構築されていくものです。幼児期は幼児期の食育、学童期は学童期の食育が必要であり、もちろん食育は生涯学習なので中高齢者になっても中高齢者の食育があるのですが、食べ物の好き嫌いは幼児期にきちんと対処していれば軽減できます。
 さて、幼児期に「食べ物の好き嫌いの種を植え付けない」ということで良いものはないかと探したところ、素晴らしいものを見つけました。それは『絵本』です。お勧めしたい4冊の食育の絵本をご紹介いたしますので、参考にしていただければ幸いです。
1、「ぐりとぐら」…中川季枝子作 大村百合子絵 福音館書店
  昔からロングセラーの絵本なのでご存じの方も多いと思います。
料理することと食べることが大好きな野ねずみのぐりとぐらのおはなし。
森へでかけてどんぐりや栗を集めていると、自分達よりも大きな卵をみつけます。卵で大きなカステラを作ることにします。カステラを焼いていると森中の動物たちが集まってきて、みんなでカステラを食べます。
2、「くだもの」…平山和子作 福音館書店
  物語のある絵本というより写実的な果物の絵に本物の果物を食べているような感じになります。食べることは楽しいと感じさせてくれる1冊だと思います。
子ども達が絵本を見ながら『パクパク、ごっくん。あ~美味しかった』といってくれるような絵本です。
3、「いろいろごはん」 山岡ひかる作 くもん出版
  少し大きくなった子ども向けです。
  私たちの主食である白米の美味しさが伝わってくる絵本です。いつものご飯がチャーハンになったり、海苔巻になったり、お茶漬けになったり・・・。ごはん大好きの子どもに育ってくれそうです。
4、「ハンバーグハンバーグ」武田美穂作 ほるぶ出版
  ハンバーグを作る手順の絵本です。子ども達が大好きなハンバーグを作る場面を絵本にしています。食育の大きな柱に自分で作ることができる子どもを育てる・・ということがあります。「ハンバーグハンバーグ」で料理をすることが好きになってくれると「食べ物の好き嫌い」は確実に解消します。自分が作ったものはたとえ嫌いなものが入っていても美味しくいただくことができます。
以上が今回紹介したいと思った絵本です
この他にもたくさんの食べることは楽しい!と思わせてくれる絵本があります。このような絵本を読み聞かせることで、子どもの時から食べ物に親しみを感じ、好き嫌いのない食生活を送ってもらえると良いと思います

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