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10月に行われた国民体育大会の応援で長崎に行ってきました。ただ、応援するだけでなく、選手が試合の待ち時間や休憩時間にどのようなタイミングで水分補充や栄養補給をしているのか・・チームの選手の体力はどのくらい持続できるのか・・など、いろいろな視点で取材もしてきたのです。それぞれの視点で見たことや聞いたことを選手にフィードバックできるようにしたいと思っています。
さて、今回は中学・高校でクラブ活動(部活)をしている選手に対する食育のお話です。食育というと農業体験や料理体験を思い浮かべますが、食スポ(食事とスポーツ)を考えていきましょう!
中・高校生は体が急激に発達します。成長には体の材料となる栄養素がたくさん必要となりますが、筋肉や骨だけでなく内臓も成長する時期なので、このタイミングで「食べる力」を付けることがポイントになります。
たくさんの練習量をこなし、運動能力を向上させるための基礎作りを行うこの時期、食事は、トレーニングの一つとして位置づけましょう。
部活生にとってバランスの良い食事を食べることは練習と同じくらい大切なことなのです。
部活生の食事の基本は5つの柱です。
1つ目の柱・・・ご飯や麺などの主食(炭水化物・糖質)
2つ目の柱・・・肉や魚、卵や豆類などの主菜(たんぱく質)
3つ目の柱・・・野菜や海藻などの副菜(ビタミン・ミネラル)
4つ目の柱・・・牛乳、乳製品(コップ1杯の牛乳やヨーグルトなど)
5つ目の柱・・・果物(ミカンやイチゴなどビタミンCが多いもの)
この5つの柱を毎食食べるようにすることが食トレーニングになります。
部活生から希望を聞くと、まず第一に『体を大きくしたい!』という答えが返ってきます。
身体を大きくするときの食事の基本を考えてみましょう
1.朝ごはんの見直し・・朝ごはんでは具たくさんの汁物やスープを!
2.調理の工夫・・・・・米飯がたくさん食べられるような味付け
「ダブル炭水化物食」と言われるラーメンライス・
力うどんなどを利用する際は、具たくさんと心がけ
炭水化物のみにならないように工夫する
3.ビタミンB1の補給・ご飯(炭水化物)をたくさん食べるので、
ビタミンB群、特にビタミンB1の多い豚肉や大豆食品を利用する
最後に地産地消を心掛けて「食べ物のパワーを運動する体に活かす」ことを考えた食スポ食育を実践していきましょう!
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