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9月1日は防災の日です。今年の夏は、特に天候不順で各地での災害が増えてしまいましたね。そこで今回は災害食について考えていきましょう。
9月1日が防災の日に指定されたのは「関東大震災」が発生した日であることと、暦の上で立春から数えて210日目の二百十日に当たるからです。この時期は、台風が相次いで日本列島に近づき、農作物の被害が多いので、昔から一つの目安として警戒を呼び掛けていたようです。
同じように、伊勢の船乗りたちが長年の経験から凶日としたとも言われています。先人たちの経験に基づいた知恵によって災いを少しでも軽減することができるように、さまざまな行事を子供たちに伝えていきたいですね。
例えば、二百十日は稲の穂が膨らみ始める季節なのに、台風が多く襲来するので台風から稲を守り、順調な生育を願い風鎮めの儀式や祭りが各地で行われていますが『風祭』もその中の一つです。『風祭』の行事食として、地域によってはお赤飯を炊いて祈願するところもあるそうですよ。
先人たちにとっての脅威は台風だったようですが、現代社会においては地震や大雨、土砂崩れなど思いもよらぬ災害にいつ襲われるかわからない状況になっています。その時に備えて、備えて置くべき災害食のポイントをまとめておきましょう。
①備蓄する食品は特別なものでなく、6か月くらい備蓄できるものを選び、普段使いをしていきましょう
②食欲が減退しないように好物を備蓄しましょう
③災害時には水分が不足しがちです。水の供給も少ないうえに災害食は長期保存を目的にしているので水分が少ないものが多いのです。味の濃い食べ物はのどが乾きやすくなりますので気を付けましょう
④普段の生活では食事から水分補給ができますが、災害時は水分の少ない食料が支給されます。普段は1日2ℓ必要ですが、災害時は1日3ℓは準備するようにしましょう
⑤野菜ジュース缶などはビタミン・ミネラル、食物繊維が含まれている上に水分補給もできるので野菜や果物の加工品を忘れずに準備しましょう
⑥冷蔵庫がないので保存が難しくなります。大きいサイズは残食が出てしまいまいますので、食品の大きさは使いきりサイズを選ぶようにしましょう。
以上、子どもたちにも食品を備蓄している場所を教えていざという時に備えることができるようにしておきましょうね。
災害のない生活をしたいものですが、何が起こるかはわかりません。
「備えあれば憂いなし」です。
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