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毎年、年末になると世相を表す「今年の漢字」が選ばれます。今年は『新』が選ばれました。清水寺の森清範貫主が和紙に書き上げる恒例のパフォーマンスをニュースで見ましたがすごい迫力でしたね。
『新』が選ばれた背景には「政権交代」や「行政刷新」などもありましたが、イチロー選手の9年連続200本安打の偉業やボルト選手の100m走での驚異的な世界新記録、また新型インフルエンザや新しい裁判員制度の開始など新しいことが沢山あったからのようです。
昨年は偽装問題などで「食」が揺れましたが、今年はそのようなこともなく「食」に関しては落ち着いた年になったようです。
このような時期こそ、食の再確認が必要ですね。
先日、あるセミナーで「私たちの身体は自分が食べたものでできています」とお話をしたところ、とても感動してくださった方がいらっしゃいました。
その方は「60過ぎまで生きてきて、そのようなことを考えたことがなかった。今日は良い話を聞かせてもらった。これからはひと口、ひと口を大切に食べてみます」と言ってくださいました。
当たり前のようなことですが、改めて話すと「あぁ、そうだった!」と言うことが確かにあるのですね。
今年も最後の食育日記です。今だからこそ「食」の大切さを考えてみたいと思います。
生きる基盤である食生活です。しかし、食意識の欠如から食事が不規則になったり、バランスが取れていない偏った食事であったり、痩せ願望が蔓延していて小学生でも痩せたい・・と言うような時代です。
食生活を大切にしましょうとお話しても、自分がどういうものを食べているのか・・と言うことに興味のない方もいらっしゃいます。
そのような時には「食」が疎かになっている・・と感じてしまいます。
先日、大学の先生と最近の学生の食への無関心さを話していました。
「笑い話みたいだけど・・・」と前置きした後、「ハンバーグが木になっている。という子供がいるのよ」と教えてくださいました。
流石に「うそでしょ!」と言いましたが、自分が食べた肉が鶏肉か豚肉かわからない大学生が本当に存在するのです。
このような話を聞くと、食育の大切さを思い知るのです。
会話のない食卓やお惣菜がそのまま食べている情景を思ってしまうのです。
このような生活をしていると子供たちは食べることを楽しいと感じずに、身体のために栄養素を食べる・・と思うことにつながってしまいます。
私たちの身体は栄養素が必要ですが、あくまでも食べ物を食べているのです。
栄養素のことばかり考えていては、将来サプリメントが夕食の食卓に並ぶこともあるかもしれません。
そのようなことにならないように、食育が大切です。
食育は多方面から食を考える生涯学習です。
2009年の世相を反映する言葉が「新」となった日本で、「食」は1996年の漢字に選ばれたことがありました。
1996年はO-157食中毒の問題、BSEの問題などがあった年です。
1998年はカレー事件・環境ホルモンなどで「毒」が選ばれました。
2007年は食品の偽装問題などで「偽」が選ばれました。
この全てのことを考える基盤が食育の中にあります。
私たちが健康で、安心して暮らすことができる生活の基盤は食生活です。
その食生活に必要なことを理解し知識を身につけることが食育になります。
来年も、徒然なるままに・・食育日記をよろしくお願いいたします。
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