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2010年01月12日

『春の七草・・2010年の無病息災を祈って』

 お正月が過ぎると、なんとなく身体が重たく感じるのは、食べ過ぎと身体を動かさなかった代償でしょうか・・。
お腹が重くなるほど食べ過ぎた正月明けは、七草粥が嬉しいですね。
1月7日の朝に七草粥を食べる風習は、平安時代から始まった風習のようです。平安時代に書かれた、あの有名な「枕草子」の中にも書かれているそうですが、
正月6日から7日にかけての行事で6日の夜はヒイラギなどの刺のある木の枝や、蟹のはさみのようなとがったものを戸口にはさんで邪霊を払い、七草叩きといって、唱えごとをしながら七草を包丁でたたき、粥を炊いたのだそうです。そして、7日の朝、神さまに供えてから家族で食べると万病を払うとされていたそうです。

調べてみると、本来は七草と書いた場合は秋の七草をさし、小正月である1月15日の風習としては七種と書いて「ななくさ」と呼ぶのだそうです。
1月7日の風習と小正月の風習が混ざり合い、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったとのことです。
現在では、本来的な意味がわからなくなり、邪気を払い無病息災を祈る意味ばかりではなく、おせち料理で疲れた胃をやすめ、おせち料理では補いきれない野菜を食べて栄養素の不足を補うという効果も期待されているようです。

それでは、春の七草をあげて見ましょう。
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ
 これぞ、七草」と古くから歌われてきた春の七草の歌があります。
順番に見ると
せり…水田、沼、小川、など水のあるところや湿地に生えます。せりあって生えることからセリと言われるようになったそうです。
* 意味・・・競り勝つ
なずな…畑や道端、土手、荒れ地など日当たりの良いところに生える二年草です。冬の間は葉が地面にへばりつくように広がっています。
* 意味・・・なでて汚れをはらう
ごぎょう…道端や荒れ地、田畑のあぜなど、日当たりの良いところにかたまって生える二年草です。草全体が白い毛におおわれており、厚ぼったく、茎は根元から株のようになっています。
* 意味・・・仏体
はこべら…小鳥が好んで食べるのでヒヨコ草ともいう。春から夏にかけてはびこります。
* 意味・・・繁栄がはびこる
ほとけのざ…田平子(たびらこ)と書きます。冬、水田などの土にへばりつくように葉を広げている二年草です。
* 意味・・・仏の安座
すずな…なじみの野菜であるカブのことです。ジアスターゼを豊富に含んでいて、消化によいといわれています。
* 意味・・・神様を呼ぶ鈴
すずしろ…ご存知、大根のことですね。ビタミンCと消化に良いジアスターゼを含んでいるもっともポピュラーな野菜です。
* 意味・・・汚れのない純白さ
以上が春の七草の説明と意味です。

カブや大根のところでも触れましたが、春の七草はそれぞれの薬効成分やビタミン類が身体によく、薬膳料理の傑作である・・と言う肩もいらっしゃるほどです。
食の風習を伝えていく意味でも、家族の健康のためにも残したい行事ですね。
昔は、あぜ道で七草を探したのでしょうが、最近はスーパーで七草セットが売られています。
そういうセットを利用してでも、子供たちに伝えることが食育につながることだと思います。
2010年は、七草粥を子供と一緒に作って新たな気持ちでスタートしましょう!!

投稿者 yoshikei : 2010年01月12日 10:00

 

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