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栄養士の食育日記

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ミルメールvol.8

■いじめっ子はかわいそうって本当?■
食生活は、子どもの心の健康にも関係していることをご存知ですか?かたよった食事は、育ち盛りの心に良くない影響を与えてしまうという声が、最近専門家の間からあがっています。たとえば“いじめっ子、いじめられっ子”の問題も、食生活と無関係ではなさそうです。いじめと食生活との関係を、子どもたちの生の声とともに見てみることにしましょう。

■食事が満たされないと心が満たされない■
子どもの食事との関係については、20年にわたって調査を続けている鈴木雅子先生(福山市立女子短期大学教授)は、その著作のなかで、「いじめっ子は食事がつくる」と言われています。なぜ、そう言い切れるのか。その理由を、中学生のアンケートから探ってみましょう。

■食生活といじめのアンケート結果■
食生活のアンケート結果を基に、「食生活が悪い」「普通」「食生活が良い」のグループに分けて、それぞれのグループごとに集計した結果です。

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①いつもイライラしてすぐにカッとなり、学校に行くのがイヤ
これは、「食生活が悪い子どもたち」の特徴です。特に目につくのが「イライラする」「腹がたつ」と答えた子の割合が多いこと。そのうっぷんをはらすためにいじめをする。そんなつながりも考えられます。
②「食生活が悪い子たち」の食事と食生活
「食生活が悪い子たち」の食事内容は、
・野菜や海藻をあまり食べていない
・牛乳はほとんど飲まない
・インスタント食品やジュース類を多く摂っている
・半数以上が、朝食を食べていない
・偏食が多く、食べる食品の幅がせまい
などです。このような食事では、心を健康に保つために必要なビタミンやミネラルが足りません。しかも、体の成長に必要なタンパク質も十分ではないことがわかります。また、決まった時間に食べない、家族と対話しながら食べない、なども挙げられています。
③食事を満たせば、子どもは変わる
いじめっ子にとって、今最も大切なのは、「食事を改善して、心の安定を取り戻す」ことではないでしょうか。それは、私たち大人が支えるべきことでもあります。学校や教育、しつけなどを考える前に、子どもにの食生活や栄養バランス、家族のコミュニケーションについて、もう一度考えてみましょう。

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