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栄養士の食育日記
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ひとりで食事するのが好きな子なんて、本当はいないんだ・・・
最近、家族みんなで食事をする家庭が少なくなっています。朝は起きる時間がバラバラ、夜も、お父さんは仕事、子どもは塾で、それぞれ帰宅が遅く、いっしょに食べることができないのです。それでは朝食も夕食もつくり甲斐がない・・・ということで、お母さんは手早く食べられる菓子パンやレトルト食品、インスタント食品などで済ませてしまう。でもこれで、心豊かな子どもが育つのでしょうか？今回は、こんな問題について考えてみたいと思います。
1.家族との会話は、料理のスパイス
アメリカやヨーロッパの家庭では、たいてい家族がいっしょに夕食を食べています。反対に日本では、家族みんなの生活サイクルがバラバラで、みんなで食卓を囲むことの方が少ないようです。でも、忙しいからこそ、せめて食事だけでも一緒にとって、家族との会話の時間を楽しみませんか？毎日が無理なら週末だけでも、夜がだめなら朝にでも。家族がそろう時間をつくりたいですね。
2.楽しく食べなければ、栄養は身にならない
悩みがあると、食欲がわかない・・・そんな経験ありませんか？不安なときは食欲が落ちるだけでなく、栄養も身につきにくいもの。だからこそ、食卓を楽しくすることが大切なのです。そのためには、まずテレビを消し、新聞を閉じましょう。それから、子どもたちの話を聞くときは、同じ目線に立って「話を聞かせて」という接し方が肝心。このとき、人や学校、会社などの悪口は禁物です。さっそく今日から、楽しい食事づくりをはじめましょう！
家族で楽しく食べる5箇条
1.食事中に叱るのはやめよう
2.テレビは消そう
3.子どもの話はゆっくり聞こう
4.人や学校などの批判はやめよう
5.祭事や家族の記念日を大切にしよう
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