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栄養士の食育日記

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『毎月17日は減塩の日』

 毎月17日は『減塩の日』に制定されています。
塩分摂取を控えるべきは、血圧の高い方ですね。

実は5月17日が世界高血圧連盟の制定した「世界高血圧デー」と日本高血圧学会の制定した「高血圧の日」なのです。そこで平成29年(2017年)に日本高血圧学会が『毎月17日は減塩の日』と制定したそうです。
 子どもに減塩は関係ない!子どもに高血圧なんて・・!と思っていませんか?歳をとって血圧が上がってきたら減塩を考えようかな・・では遅いのです。
もちろん加齢によって血管の老化が起こり、血圧が上がるということもありますが、赤ちゃんを普通のミルクと離乳食を与えるグループと、減塩したものを与えるグループに分けた実験によると、塩分を控えたグループの方が血圧は低く抑えられたそうです。しかも、15年後もその傾向は続いていたとのこと。若いときから食塩の摂取を抑えた食事をすることが大切です。
10~11歳の男子の1日の目標塩分摂取量は6.5g未満ですが、実際に調べてみると7~14歳男子の1日の塩分摂取量は9.1gで2.6gも摂り過ぎています。2.6gとは1食の目標塩分摂取量と同じくらいですから1食分多く取っているということになります。原因は毎日の食事だけでなく、塩分の多いスナック菓子や甘いお菓子、菓子パンなどにも塩分が含まれていて、気が付かないうちに濃い塩味に慣れてしまうことのようです。
そこで、普段から食塩摂取量を減らす「減塩」を心がけることが大切ですが、子ども達には食塩を節約して少なく使う「節塩」をお勧めします。例えば、味付けに酸味や甘味を加えてみませんか?
レモンや柑橘類など天然の酸味を加えると料理の味わいがグンと豊かになり、無理なく節塩できますね。子どもの頃から節塩に慣れると素材の味にも敏感に
なりと思います。
また、色鮮やかな野菜を蒸してポン酢しょう油で食べたり、カレーなどの香辛料を振りかけたりすると目に美しく、香りが良くておいしいメニューになります。
五感をフルに刺激するメニュー作りで、節塩しながら健康を目指しましょう。
子どもの頃からの習慣が将来大人になってからも継続します。毎月17日になると減塩の日、「節塩」料理を作ろう!と考えてみるのはいかがでしょうか。

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