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栄養士の食育日記

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『厚揚げは食欲がなくなった時の救世主』

 ようやく梅雨が明けました。例年に比べると長かったですね。長梅雨は野菜の生育に影響を及ぼし、夏野菜がどんどん高くなっています。夏休みは子ども達にじっくりと夏野菜のおいしさを味わってもらえる良い機会なのですが・・残念です。

先日、スーパーの店先に『野菜が高くなっています。このような時だからこそカット野菜を利用して!家計応援!』というポップを見かけました。確かに野菜くずなどの無駄は出ないので家計応援なのかもしれませんね。

 さて、梅雨が明けて本格的な夏になると大人も子どもも食欲が減退して、水分の多い食材を好んで食べるようになったり、特に子ども達はジュースや炭酸飲料を飲むことから、その後の食事が食べられなくなったり・・と影響してしまうこともあります。
より問題なことに、食欲が減退すると『たんぱく質の摂取量』が一緒に減少する傾向があります。ご存じのように、たんぱく質は子どもの成長をつかさどる大切な栄養素です。肉や魚、卵に多く含まれていますが、動物性のたんぱく質は脂が多く含まれていて、調理をする際にも油を利用することが多いので、あっさりしたものを食べたくなると、敬遠してしまうことが多くなります。
夏バテ予防や成長を促すためにも、たんぱく質をたっぷり摂ってもらいたいのですが、暑さに負けてあっさりしたものを選んでしまうようになりますね。
そのような時にお勧めしたい食材が『厚揚げ』です。
厚揚げは豆腐の水気を切って油で揚げたもので「生揚げ」とも言いますよ。もともとは豆腐なのですが、豆腐と比べると栄養価は大きく違います。
例えば、絹ごし豆腐と厚揚げの栄養価を比較すると、たんぱく質量は絹ごし豆腐100ℊ中には4.9gですが厚揚げは10.7ℊと2.2倍も多いのです。鉄は絹ごし豆腐の0.8㎎に対し、厚揚げは2.6㎎と3.3倍、カルシウムは絹ごし豆腐57㎎に対し厚揚げは240㎎と4.2倍もあります。
揚げているからエネルギー量は高くなりますがそれ以上にたんぱく質やミネラルの量がアップしているのです。
油が気になる場合は熱湯をかけて油抜きやキッチンペーパーに包んで電子レンジで加熱する方法などがあります。お肉よりもあっさりしているけれど食べ応えがある厚揚げは、暑くて食欲が減退した時にぴったりの食材ですよ。
 

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