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栄養士の食育日記

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『2月29日はにんにくの日、子どもとにんにく』

 今年は夏に大イベント『東京オリンピック・パラリンピック』があります。
オリンピック・パラリンピックは4年に一度の閏年に開催されますが、閏年の2月は29日までありますね。4年に一度1年は366日になるのです。その4年に一度しかない2月29日を記念日としているのが「にんにくの日」です。

2月29日をにんにくの日として定めたのは健康食品の販売会社で、「2」「2」「9」を「にんにく」と読ませる語呂合せで決めたそうですよ。ただ、にんにくの旬は夏なので記念日としては季節がずれているように思いますが、それもまた面白いですね。
さて、にんにくは古くからスタミナ補給や強壮効果がある薬用植物として知られています。注目すべき栄養成分は香りのもとである『アリシン』です。
アリシンは刻んだり加熱したりすることで『硫化アリル』から発生し、その働きは強い抗酸化作用による「がん予防」や血行促進による冷え性の予防などに役立つとされています。また、ウイルスや細菌から体を守る抗菌作用や体内でビタミンB1と結びつくとスタミナ回復効果を発揮する優れものです。しかし、この香りのもとであるアリシンは食べた後の臭いが気になります。臭いには2つあり、口内に残っている口臭と、体内に吸収された後に体臭で作られます。口臭は3時間ぐらいで消えますが体臭はなかなか消えないので、翌日大切な会議がある時にはにんにくを食べるのをためらってしまいますね。しかし、これは大人の場合のことです。
 子どもはいつからにんにくを食べさせても良いのかしら??と思いませんか?にんにくの効用はすごいけど、その分子どもには強すぎるのではないかしら??と心配ですね。調べてみると個人差はありますが、9~11か月の離乳期後期から少しずつであれば良いとのことです。最初は香りづけ程度で加熱したものを少しから始めると良いみたいです。加熱することによってアリシンの刺激成分が減って食べやすくなるので、必ず加熱するようにしましょう。3歳までは消化機能が十分に発達していませんので摂取量に気を付けましょうね。
子どもににんにくを食べさせるときのポイントは
① 離乳期後期になれば少量入っていても大丈夫ですが必ず加熱しましょう。
② にんにくアレルギーもあるので最初は少量にしましょう
③ 大人と同じ量を食べるのは3歳以上になってからにしましょう。
2月29日はにんにくの日ですが、子どもに与えるのは「食べさせるときのポイント」を確認して食べさせるようにすると良いですね。

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