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2月は、節分の豆まきから始まり、恵方巻やバレンタインデ-のチョコレートなど、イベントと食べ物がセットになっている催しが目白押しですね
2月14日は、たくさんのチョコレートをいただく予定の子ども達を見ながら『もらったことは嬉しいだろうけど、そんなに一度に食べたらダメ!』とか『食べたら歯磨きをきちんとしなさい』なんて言っていませんか?
バレンタインのチョコレートはいくら食べても大丈夫ですよ!とは言えない場合もありますが、食べ方次第で疲労回復や細胞を若々しく保つのに有効と言われていますので上手に召し上がってください。
チョコレートの原材料であるカカオ豆の学名は「テオブロマ・カカオ」といい、ギリシャ語で「神さまの食べ物」という意味です。その名の通り、カカオ豆にはカカオポリフェノールを始め、ビタミン・ミネラル類等、有用な薬効成分が色々と含まれていることが知られています。
『ココア』と『チョコレート』・・・両方ともカカオ豆を原料にしてますが、『ココア』はカカオ豆を焙煎して粉砕した後、ペースト状に煮詰めて脂肪分を除いて粉末にしたものであり、ペースト状にしたものに香料や糖分を加えて固めたものが『チョコレート』なんですよ。昔はココアもチョコレートもほとんど同じように食べられていました。ですから『ココア』のことを『ホットチョコレート』と言っているのですよね。
しかし、19世紀後半にスイスで板チョコの製法が開発され、ココアとチョコレートが明確に区別されるようになったのです。ともにカカオ豆を原料とするので、製法が違っても栄養や効用は同じと考えられます。
2月は受験シーズンですね。試験など集中力をアップしたい時は1時間前に板チョコを1/4枚程度食べると良いと言われています。でも、食べ過ぎると眠くなりますよ!
最近のチョコレートは内容成分をしっかりと明記されていますので、用途に合わせて種類を選ぶようにしましょう。眠気覚ましにはミルクと砂糖が少なくてカカオが多い「ビターチョコ」が、エネルギー補給にはミルクと砂糖が多い「ミルクチョコ」がお奨めです。
ただ、チョコレートは35~40%もの脂質を含んでおり、肥満の原因になりかねないので、食べ過ぎはよくありません。食べる時間帯など自己管理能力を子ども達に教えるようにするにはチョコレートで練習するのも良い方法かもしれませんね。
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