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最近、食物アレルギーをもっている子供が増えてきています。例えば、卵、牛乳など。食品の材料名を見て、ため息が出てしまうお母さんも多いのではないかと思います。その食物アレルギー、「私はもっていなかったのにどうして?」って思いますよね。そのアレルギーはそもそも体内でどのように生まれたのでしょうか?どのように付き合っていけばいいのでしょうか?今回は、その食物アレルギーについてのお話にしようと思います。
まず、アレルギーとは、外から進入した異物(抗原)に対して対抗するために体が作り出す物質(抗体)との免疫反応を「抗原抗体反応」といい、この反応から人体を守るように起こるのが免疫で、過剰反応を起こすのがアレルギーです。食物が原因となり、アレルギー症状が引き起こされる場合を食物アレルギーといいます。
アレルギーの原因となる物質をアレルゲンといいます。日本の小児では、牛乳、卵、大豆が3大アレルゲンといわれています。乳児は、母親が抗原性の強い食物を過剰に摂取すると、抗原性が現れます。2~3ヶ月までの乳児では、免疫学的に未熟なために人工栄養では異種タンパク質に対して、牛乳アレルギーを発症します。牛乳アレルギー疾患用食品として、乳タンパク質消化調製粉乳が市販されています。特に食物アレルギーは、アレルギー性疾患の中でも原因物質が特定できるので当然食事療法が必要になります。食品中に含まれるタンパク質を十分に過熱変成してもアレルゲン性は完全には消失されません。給食が供与されている学校ではアレルギー疾患をもった児童・生徒には配慮をし、徐去食を提供しているところもあります。
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さて、どうして最近食物アレルギーをもった子供が増えてきているのでしょうか?その理由として考えられるのは、食生活が欧米化したことによって高栄養、高タンパク質化したこと、離乳開始の早期化が関連しているといわれています。離乳期のアレルギーに対する注意としては、ハチミツは、乳児ボツリヌス症のため満1歳まで使わないでください。また、アレルギーの原因になるため、ソバ、サバ、イカ、エビ、貝類は離乳初期、中期には控えてください。食物アレルギーは特に3歳未満の乳幼児に多く、加齢に従って減少します。それでは、成人にはアレルギーは見られないのでしょうか?成人の場合ではエビ、カニなど、甲殻類や魚介類が多くなります。また、原因食品が複数にわたる場合があります。治療の原則は、原因となる食品を摂取しないという除去食治療が最も効果的ですが、長期間の除去は低栄養や摂食障害の原因になることもあるので、除去代用食をうまく活用してください。しかし、ジンマシン、喘息が悪化しやすいため、原則としてアルコールは控えてください。
最後になりましたが、これからが夏本番ですね。暑い日が続くようになりますが、アレルギー様食中毒って知っていますか?鮮度の低下したマグロ、カツオ、サバなどヒスチジン含量の多い赤身魚やその加工品を食した後、顔面紅潮、頭痛、発疹、発熱、ジンマシンなどの症状を呈する食中毒があります。これは、ヒスチジン脱炭酸酵素を有するモルガン菌などの腐敗細菌により、ヒスタミンが生成されることによります。
私もカツオのたたきで経験。眠れない夜になり、結局は救急病院のお世話になりました・・・。
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