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8月3日は語呂合わせで『ハチミツの日』だそうですよ
ご存じのようにハチミツはミツバチが花の蜜を集めて巣に持ち帰り、巣の中で加工、貯蔵したものを言います。まず、ミツバチが花の蜜を集めて巣に持って帰る間に、花の蜜とミツバチの唾液が混ざります。35℃程度の温かい巣に持って帰ると、待っている貯蔵担当のミツバチに蜜を口移しで渡します。受け取ったミツバチは、羽を動かし口でかき混ぜて水分を蒸発させることで唾液の含まれる酵素が花の蜜の糖分をブドウ糖と果糖に分解し、とろりと甘く成熟したハチミツが出来上がるのです。
1歳までの子どもにハチミツを与えてはいけないことは周知の事実ですね。それは、ハチミツの中にボツリヌス菌の胞子が含まれているおそれがあり、乳児ボツリヌス症になる危険性が高いからということです。乳児ボツリヌス症は、2~4カ月の乳児に最も多く、報告では生後2ヶ月から8カ月までの子どもが罹っているようです。日本製のハチミツがボツリヌス菌に汚染している確率は5%と言われますが、厚生労働省では1歳を過ぎてから与えるよう指示しています。
ハチミツの素晴らしさは昔から知られています。例えば古代エジプトの壁画にミツバチを飼っている様子が描かれており、日本では平安時代に、ハチミツが宮中への献上品となるほど貴重品だったという記録が残されていますし、江戸時代には、徳川家康の孫娘である千姫が絹などと一緒に、ハチミツ数百貫を持って嫁いだという逸話もあります。
ハチミツの健康効用の中でも代表的なものは「高い殺菌力と防腐作用」です。それはハチミツの主な成分のうち約80%が糖分という高濃度の糖分が細菌の増殖を抑えるからと言われています。また、ハチミツに豊富に含まれている『グルコン酸』という有機酸はブドウ糖から発生し、その過程で強い殺菌力を持つ過酸化水素ができるからです。最近の研究によると、グルコン酸には、腸内のビフィズス菌を増やして腸内環境を整え、お通じを促す作用があることが明らかになってきました。その他ハチミツには腸内の善玉菌のえさになるオリゴ糖も含まれているため、腸内環境を整えるにはうってつけの食べ物なのです。
子ども達の夏休みの朝は、デザートとしてヨーグルトにスプーン1杯のハチミツをプラスして手軽で美味しい朝ご飯を食べるようにしませんか。
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