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2年前からコロナウイルスが猛威を振るい、私たちの行動は制限されてきました。
その間、花見に行きたくてもいけない状況が続きました。今も、決して良い状況いなっていませんが、たくさんの方々と交わらないように気を付けて花見をするのはいかがでしょうか?
花見の歴史は奈良時代まで遡ります。しかし奈良時代の花見は桜ではなく梅の花を楽しんでいたようです。桜を楽しみ始めたのは平安時代くらいからです。その頃は貴族が楽しむもので一般庶民は花見をしていませんでした。一般庶民が花見を楽しみ始めたのは江戸時代になってからです。その頃の江戸は園芸が盛んになって桜の木もたくさん植えられるようになり、花見の場所も増えてきたようです。ソメイヨシノが作り出されたのは江戸時代後半の頃のようですよ。
昔から田の神様は桜の木の下に宿ると考えられ、桜の開花は田の神様がやってきた印と考えられていたようです。そこで桜の木の下で「宴」が始まったのですね。花見には桜餅や三色団子などの他に「花見弁当」を持って行ったようです。
江戸時代の花見弁当は取っ手付きの提重(さげじゅう)と呼ばれる三段重ねの重箱にいろいろなものを詰めていったと文献に残っています。豪華な花見弁当は「かまぼこ・卵焼き・焼きおにぎり・刺身・きんとん」などが入っていたようです。かまぼこや卵焼きなどは現在とあまり変わりませんね。
今の時代の花見弁当はサンドイッチやてまり寿司など彩りを考え、インスタ映えするようなものが多いのですが、基本になる色はピンク、黄色、白、緑など春を感じさせてくれる色にするとよいようです。
子どもは彩りの良いものが好きです。きれいなものには興味が沸くようです。是非、今年はご近所で、桜の木の下で楽しめる場所を探して、春の日差しの中で子供たちと一緒に作った花見弁当を楽しんではいかがでしょか?
まだまだコロナは猛威を振るっていますが、少しでも楽しい思い出を子どもと一緒につくりましょう。
外遊びが少なくなったことで子供の体力低下も起こっているようです。徐々にでも外で楽しく過ごしたら、食べることも動くことも良い記憶となることでしょう。
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