FAX089-905-1113

791-1104 愛媛県松山市北土居2丁目2番22号

089-905-1113

791-1104 愛媛県松山市北土居2丁目2番22号

栄養士の食育日記

« 『赤い小豆は健康豆』 | メイン | 『カルシウムをしっかりと摂取する方法』 »

『小中学生 体力テストの結果』

 冬季オリンピックが中国の北京で2月4日から始まっています。毎日、熱戦を繰り広げる選手たちの応援でテレビを見ている時間が長くなりました。

オリンピックが終わるとパラリンピックが始まります。昨年の夏季東京オリンピック・パラリンピックから短い期間に様々な競技の運動選手が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのでワクワクしておられる方が多いと思いますが、視点を変えて少しショックなニュースをお知らせいたします
スポーツ庁は昨年12月24日、小学5年と中学2年を対象とした2021年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(全国体力テスト)の結果を公表しました。ニュースや新聞など出も取り上げられたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
調査は、2021年4~7月に国・公・私立の小学5年 約103万人、中学2年 約98万人の計 約201万人を対象に実施されました。この調査は、2008年度から実施しているのですが、2020年度は新型コロナウイルスの影響で実施しなかったため2年ぶりの調査とのことです。全部で8種目の成績を点数化し検討するそうですが、最新の調査(2021年度)の体力合計点数は小学男女、中学男女とも前回より下がり、特に男子は2008年度の調査以来最も低くなったのです。
それぞれ詳しくチェックすると
・小学5年 男子が、52.5点(前回2019年度 53.6点)
・小学5年 女子が、54.7点(前回 〃 55.6点)
・中学2年 男子が、41.1点(前回 〃 41.6点)
・中学2年 女子が、48.4点(前回 〃 50.0点)という点数であり、
種目別にみると、小中男女ともに「上体起こし」「反復横とび」「20メートルシャトルラン」「持久走」が大きく低下し、持久力が要求される運動時間の長い種目ほど落ち込みが顕著だったようです。
生活習慣と運動の質問では、1日1時間以上運動すると答えた児童生徒の割合は、小中男女とも減少し、一方で学習以外の目的でゲームやスマホを使う時間は全体的に増加し、「5時間以上」と答えた割合は、小学男子で15.9%、中学男子で14.6%だったそうです。
 このような状況は、新型コロナの感染拡大による一斉休校や活動制限の影響と見られ「デジタル化による生活環境の変化にコロナ禍で拍車がかかり、スマホやゲームの時間を少しでも運動をすること、体を動かすことに利用してもらえるようスポーツの魅力を発信していきたい」とのことです。
 新型コロナが子ども達の体力にも影響を及ぼしていることがわかり、今後はどのように子ども達の体力づくりをしていったらよいのかを悩んでしまいますね。今は北京オリンピックの開催で素晴らしい選手の活躍に触発され、体を動かすことを楽しんでくれる子どもが増えることに期待しましょう。
素晴らしいパフォーマンスを発揮するには食べることも大切です。成長期の子どもは生きていくためのエネルギーと勉強するためのエネルギー、成長するためのエネルギーと運動するためのエネルギーが必要になります。いろいろな食べ物がありますが、まずは好き嫌いなく食べること、ご飯などの糖質をしっかり食べていくことが大切になります。たまに成長期の子どもなのにダイエットをしている子どもを見かけますが、成長期の肥満の子どもの場合は体重減を目指すのではなく体重維持を目指します。身長が伸びると自然に肥満は解消されますよ。今すべきことをしっかりと伝えていきたいですね

お近くのヨシケイを探す

ヨシケイを始めたい!資料がほしい!と思ったらまずはお住いの地域をチェックして下さい。

郵便番号から探す

※半角数字で(ハイフン)入れずに入力して下さい。

全国のヨシケイ

※ 一部、配達にお伺いしていない地域がございます。予め、ご了承ください。

×
×
サイト内検索

サイト内検索

×