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栄養士の食育日記

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『旬の牡蠣 子どもには??』

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれ、ミネラルが豊富だということで有名ですね。しかも年に2回旬があります。夏に旬を迎える岩ガキ、冬に旬を迎える真ガキです。牡蠣は、1個あたり約12kcalと低カロリー(真牡蠣20gとした場合)なのに良質なタンパク質がたっぷりで、食事から摂取する必要のある9種類の必須アミノ酸がすべて含まれているので、体内でタンパク質を効率的に合成することができるのです。

牡蠣には肝臓の働きを活発にする、コレステロールの吸収を抑える、血圧を正常に保つなど、健康維持のために重要な役割をもつタウリンや体内のタンパク質の合成や酵素・ホルモンの分泌に必要不可欠な亜鉛など不足しがちな微量栄養素がたくさん含まれています。
スーパーで販売している牡蠣をみると「生食用」「加熱用」と」別々で販売していますね。この違いは牡蠣が獲れた海域の違いによるもので、保健所などが指定する、ウイルスや菌の少ない海域で獲れたものが「生食用」、それ以外の海域で獲れたものが「加熱用」として出荷されているのです。栄養価には差がほとんどありません。牡蠣フライや鍋に入れる時には加熱用、酢ガキには生食用と料理によって使い分けましょう。
牡蠣は好き嫌いがはっきりしています。嫌いな方は過去に牡蠣で「食あたり」をされた経験がある方も多くいらっしゃいます。牡蠣の「食あたり」は、腸炎ビブリオや貝毒、アレルギーなども考えられますが、多くの場合はノロウイルスが原因のようです。
牡蠣を食べてから30分程度で麻痺症状が出た場合、「貝毒」が考えられます。また、30分から4時間程度で下痢などの症状が出た場合も貝毒が疑われます。
食後1~2時間なら「牡蠣アレルギー」かもしれません。牡蠣アレルギーの場合、早ければ食べてから1~2時間で症状が出始め、腹痛、吐き気、じんましん、湿疹などのほか、命にかかわるアナフィラキシーショックを起こすことがあるので、早めに病院で診てもらうとよいでしょう。
牡蠣を食べてから数時間~2日なら「ノロウイルス」か「腸炎ビブリオ」を考えます。牡蠣による食あたりのほとんどは「ノロウイルス」で吐き戻しや吐き気、下痢症状が多く、ほかに、腹痛や頭痛、筋肉痛、軽い発熱などの症状もあります。
牡蠣にあたってしまったら…。あたる原因によって治療方法が変わってきますので注意が必要です。

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