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栄養士の食育日記

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『暑熱順化・・早めに暑さ対策を!』

 今年は梅雨入りがとても早いですね。四国地方の梅雨入りは1951年の統計開始以来最も早いそうですよ。

いつもの年よりも早く、まとわりつくような梅雨の湿気を感じる季節になりました。同時に突然暑くなりました。急に暑くなることが体には大きなダメージとなります。暑さに慣れていない体は熱中症になるリスクが高くなってしまいます。
さて、体が暑さに慣れることを「暑熱順化」と言います。暑い日が続くことにより体は次第に暑さに慣れ、そして強くなるのです。ところが今年のように急に暑くなると体はまだ『夏モード』になっていないので急激な変化についていけません。体温が上昇しているのに熱放散ができにくく、ついには熱中症になってしまうのです。2019年の5月も突然暑くなり、東京と大阪で真夏日を記録しました。消防庁の調べでは、熱中症で搬送された人は前の週の4.3倍~5倍に及んだそうです。そのようなことにならないように、今のうちに体が暑さに慣れることを心がけてみませんか。また、気をつけなければならないタイミングとしては「梅雨の晴れ間」「梅雨明け」などですから、その頃は特に要注意です。
暑熱順化の準備としては体を『夏モード』に変えていくことです。
そのために、ウォーキングなら1日30分を週5回、入浴は2日に1回は湯船に浸かることをお勧めします。慣れるまでに「数日から2週間程度」かかるので、今から準備をしておきましょう。
 体温調節が難しい乳幼児は、水分補給や地面からの熱にも注意が必要です。外で遊ぶのは良いのですが、夢中になり過ぎて熱中症のサインを見落とすこともありますから水分補給は大切です。屋内で遊んでいる場合も屋外と同じように注意をしましょう。
学童の場合は運動で無理をしないことや、通学のために徒歩での移動中には帽子などで日よけ対策を行うことに留意しましょう。また、締め切った体育館などでの運動競技だけでなく文化系の部活動などでも、高温多湿の条件下では長時間の練習はやめて、水分補給を行うことが大切になります。
『体が夏モード』になるまでの対策として温度計や湿度計で温度や湿度を確認し、水分を計画的に摂取することがあります。食べ物にも注意を払いましょう。キュウリやナスなど『夏のぶら下がり野菜』を積極的に摂取すること、良質のたんぱく質であるヒレ肉やささみ、白身魚や卵などを上手に利用することなどがあります。
 今年の夏は暑そうですよ。
今から体を夏モードに変えて、今年の暑い夏を乗り切れるように準備しておきましょう。

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