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栄養士の食育日記

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『食べられる花』

 今年の桜は早く咲いて今は葉桜になっていますね。牡丹も2週間ほど早く満開になっているとのことです。我が家の庭のチューリップやツツジも見頃が過ぎてしまいました。

 子どもが小さい時はなんでも口にいれてしまうので、庭の花も食べてしまいそうでハラハラしますよね。
食べても良い花・・「エディブルフラワー」という花があります。エディブルフラワーという名前の花ではなく、食べることができる花ということです。直訳すると「edible=食べられる」「flower=花 」となります。言い換えれば「毒性がなく食べられる種類の花を食べるために栽培したもの」を指すのです。
例えば、お刺身についてくる黄色い小菊や桜の花の塩漬け、サラダに入っている金魚草やパンジー。また、菜の花やブロッコリーもエディブルフラワーと言っても良いと思います。今回はこのような食べられる花についてお伝えします。
観賞用の花は食べないことを前提にしているので、栽培のために農薬が使われていたり、花そのものに毒性があったりしますが、エディブルフラワーは野菜と一緒で農林水産省のガイドラインに従って、食用として栽培しているので安心して食べることができる花なのですよ。その上、野菜のようにビタミンやミネラル、食物繊維をバランスよく含んでいるものもあり、見た目も良い食材と言えるかもしれませんね。
そのようなエディブルフラワーの保存方法は、葉物野菜と同じで冷蔵庫の野菜室で保存してOKだそうです。タッパーなどに軽く湿らせたキッチンペーパーの上にエディブルフラワーを入れて蓋をすれば、ある程度の乾燥が防げるので、多少の差はありますが、収穫してから4~5日は保存ができるようです。
しかし生で食べる場合はできれば早めに食べるようにしたほうが良いですね。
食べきれない場合は、押し花や砂糖漬けなどにすれば長く楽しめるようです。
 「食べられる花」は今までの食生活では馴染みのない食材ではありますが、いろいろな食材を楽しむということで、チャレンジされるとおしゃれで面白いと思います。実際に自宅で栽培できますが、苗や種など購入する場合はエディブルフラワー用として育てられた苗や種を購入しましょう。
また、農薬は全く使用しないか、規定量の半分以下をお勧めします。そして忘れてはならない大切なことは、観賞用の花とは区別したところで栽培して下さいね。子ども達が間違えて観賞用の花を食べてしまうという事故を防ぐために大切なことになります。
栽培を楽しんで収穫して、見た目だけでなく味も楽しむことができるエディブルフラワーを生活に取り入れて子ども達と一緒に楽しんでみませんか?

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