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2020年はコロナウイルスによる自粛要請が出て、ステイホームと言われ学校も休校になり生活が大きく変わりました。自宅で過ごす時間が多くなったので、食事時間や食事内容も良い方向に大きく変わったのかと思っていましたが、変化したのは『米の消費の落ち込み』であり、自宅でたくさん食べられていたものは「炊き込みご飯」「焼きそば」「お好み焼き・たこ焼き」など1品で食べることができるものでした。
主食・主菜・副菜をバランスよく食べることが大切であることは承知の上、実際に食べたものはすべてが一つになった1品料理だったようです。
しかし料理をしているところを考えると、下準備は簡単にして子どもと一緒にホットプレートを囲みながら、焼きそばやホットケーキを焼いて食べている姿が目に浮かびます。家族が一緒に食べ物を作るということは、決して悪いとは言いませんが、「栄養バランス」よりも『簡単にできる』を優先しているようにも思えます。
実は、ある食品会社が40年以上に亘り主婦の食生活意識調査をしているのですが、内容を見ると主婦は時間に追われながら食事の準備をしていて、栄養面に充分な配慮ができていない状況がわかります。食事を作る時に面倒だと思うことは何かとの質問では「献立を考えること」「野菜や魚の下準備をすること」「食事の後片付けをすること」が上位を占めます。
また、最近は食材を購入することが面倒であると感じる主婦が増えているようです。年齢層では30歳代にその傾向が強くなっていて、未就学の小さな子どもがいることの多い世代の主婦に対しては、「時短」を最重視した内容が好まれることもわかってきました。
これからの食の情報提供は食事の支度にあてる時間が急速に短くなりつつあることを理解して、時短を考えながら栄養バランスや日本の食に関しての情報を伝えていくことが大切だということが示唆されています。
2021年の幕開けに際しコロナに翻弄されつつも、しっかりと日本の食事を大切にして、今年は良い年になりますよう、頑張りたいと心に刻みました。
皆さまにとっても今年が素晴らしい年になりますように!
素晴らしい1年にいたしましょう!
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