0120-45-9339
FAX089-905-1113
〒791-1104 愛媛県松山市北土居２丁目２番２２号
栄養士の食育日記
« 『キャベツはビタミンの宝庫！』 | メイン | 『厚揚げは食欲がなくなった時の救世主』 »
例年であれば、7月20日以降は夏休みに入り、街を子どもたちが走り回る時期ですが、今年はコロナ禍の影響で夏休みが短くなりそうです。加えて、線状降水帯の影響で各地大雨に見舞われ大変な7月になっています。数年前から7月の降水量が多くなり豪雨災害が発生していますが、今年はコロナ禍が重なるため避難先での健康管理も難しくなり、大変な夏になりそうですね。
さて、そろそろ夏の日差しが戻り梅雨が明けると本格的な夏になります。
しかし、子ども達の夏休みはまだ始まらない上に、マスク着用で学校に行くことになります。熱中症の問題や水分補給の難しさ、食欲低下などの夏バテ症状があらわれることも考えられます。
まず、食欲低下などの夏バテ対策を今のうちから考えておきましょう。夏バテの原因としては、次のことが考えられます
①冷房の効いた部屋と暑い外を何度も行き来することによる自律神経の疲れ ②体温調整のための汗に必要な水分不足
③体温が高くなることで胃腸への血流低下が起き、胃腸の働きが悪くなる
子ども達は暑いと食欲が減退し、冷たいジュースやアイスばかりを摂りがちですが、この状態は夏バテを増長させる原因になります。何故ならジュースやアイスクリームなどの甘いものには糖分が多く含まれ、糖分をエネルギーに変えるにはビタミンB1が必要なのです。しかし、甘い食べ物ばかりでビタミンが摂取できないと糖代謝のバランスが崩れ、夏バテが悪化してしまうのです。
そこで夏バテ予防に良いお勧め食材を挙げると
①豚肉・枝豆・豆腐・ウナギなど ・・・ビタミンB1の多い食材
②玄米・・・白米よりもビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富
③梅干し・酢・・・食欲増進効果があり、エネルギー代謝を活発にする
④トマト・ゴーヤ、カボチャなど・・・体を冷やし、ビタミンCが豊富
⑤しょうが・にんにくなど・・・香辛料は適量であれば食欲増進効果あり
激動の2020年夏になりそうです。
夏バテ予防対策を今のうちから準備していれば夏バテ知らずの夏を過ごせるかもしれません。
子ども達にとって夏休みは大切な思い出を作るシーズンなのですが、今年は少し短くなりそう！今年の夏に良い思い出ができるように、まずは夏バテ予防から始めましょう
- カレンダー
-
2022年07月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
- 検索
-
- アーカイブ
このWeb Siteの著作権は、ヨシケイグループにあります。
掲載されている文書、写真、イラストなどの無断転載・複製を禁じます。
© YOSHIKEI
