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栄養士の食育日記
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春なのに・・春らしさを楽しめない日々が続きます。
学校も休校期間が延びてしまい、子ども達は外出も思うようにできずストレスがたまってきているのではないでしょうか。
そこで、食事で元気になってもらいたいと考えました。
私たちの体は活動するのに必要なエネルギーを食事から得ています。エネルギーになる食べ物を食べないとなんとなくボーッとしてしまったりすぐに疲れてしまったり・・ということになります。元気を出すためにはエネルギーになる糖質（ご飯、パン、麺類）などの主食をしっかりと食べることです。
しかし、主食だけをしっかり食べても元気にならないことは経験で知っていませんか？例えばおにぎりだけを食べたり、パンだけを食べたりしても、お腹は大きくなるし満腹感も得られますが、元気モリモリ・・という感じではないですね。主食以外に体を作るたんぱく質や体の調子を整えるビタミン、ミネラルが必要となるのです。主食と主菜と副菜を揃える大切さはそれぞれの食べ物は助け合いながら体を作っているからです。元気がでる食事の第一歩はいろいろな食材をバランスよく食べることですね。そうすると体は元気になります。
さて、その次に大切なことはストレスを溜めこまないことです。体を元気にして心も元気にすることが大切なのです。
学校が休みになると生活リズムを整えにくくなりますが、日頃から「早寝・早起き・朝ごはん」の規則正しい生活リズムとバランスのよい食事を心がけておきましょう
朝食では集中力をアップさせる効果の高い糖質とたんぱく質が必要となります。菓子パンや野菜ジュースで終わらせることのないようにしましょう。疲れやすい子どもは鉄が不足しているかもしれませんので、赤身の魚や牛肉などを食べるようにすると良いですね。他にはドライフルーツ（レーズンやプルーンなど）も鉄分が豊富に含まれていますよ。子ども達と一緒に作るお昼ごはんなども、今だからできることの一つになると思います。
外出も自粛しているのでストレスがたまりやすい状態になっていますし、発散するための運動も不足していることと思いますが、少しでも元気が出る食事で乗り切りましょう！
最後に、食卓がカラフルになると食欲が出て元気になります。赤、白、黄、緑と黒の彩りを忘れずに食卓から子ども達を元気にしましょう！
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