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栄養士の食育日記
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現在、日本において新型コロナウイルスの発症が確認されています。感染症対策を様々な分野で頑張っていますが、私たちは自分で自分の体を守ることが大切だと痛感しています。
新型コロナウイルスに限らず、食事で風邪をひきにくい体をつくることはできるのでしょうか。その一番良い方法として考えられることは免疫力を高めることです。食事によって免疫力を高めることは可能であり、ウイルスに対する免疫力を高めるためには、腸内環境を整えることが重要になります
データによると、２～3月は全国で月間25万人以上の人が風邪にかかってしまうそうです。風邪は感染症なので完璧に予防することは難しいですが、食生活と生活習慣をととのえることで免疫力が高まり、ある程度は予防ができます。今一度、子どもを含め家族で食習慣や生活習慣の見直しをする機会にしてはいかがでしょうか。
食習慣の基本はいろいろな種類の食材をバランスよく、偏りなく食べることであり、たくさんの種類の食材を食べることでビタミンやミネラル、食物繊維の摂取が簡単になります。また、腸内環境をととのえるには乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を摂取し、善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を食べることで乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が腸内で働きやすい環境を作ることができるのです。
腸内環境をととのえる食材を無理なく食べるために朝ご飯を利用しましょう。朝ご飯は子どもの体温を上げるだけでなく集中力を高め、良質な睡眠の確保にも繋がることなので、朝ご飯ではヨーグルトにオリゴ糖シロップをかけて食べるようにしたり、納豆や具たくさんの味噌汁を食べることを習慣付けると良いと思います。
全国的に小・中・高等学校はしばらくの間、休校になりそうです。この機会に、子ども達にはウイルスに対して怖がるばかりではなく、自分で自分の体を守ることが大事であることを伝えましょう。
また、マスクも大切ですが、手洗いの重要性を伝えて手を洗うことを習慣付けるようにできたら良いですね。
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