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栄養士の食育日記

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『食品ロスを減らす工夫はいかがですか』

 秋らしくなってきました。秋と言えば食欲の秋です。今年の秋は旬の味覚を思う存分楽しんでくださいね。でも、たくさん購入したりたくさん作りすぎたりして捨てるようなことにならないように!

令和元年7月の政府広報記事によれば、日本の食品廃棄物等は年間2,759万トン、そのうち食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間643万トンと推計されており、日本の人口1人当たりの食品ロス量は年間約51キログラム(平成29年度)です。農林水産省の発表では平成29年の食料自給率(カロリーベース)は38%で、私たちは食料の多くを海外からの輸入に依存しているのが現状です。また、食品ロスの年間643万トンのうち、事業系は352万トンで、主に規格外品、返品、売れ残り、食べ残しなどで、残りの291万トンは家庭からの廃棄で、主に食べ残しや手つかずの食品、皮の剥きすぎなどが要因です。
農林水産省の発表では平成29年の食料自給率(カロリーベース)は38%で、私たちは食料の多くを海外からの輸入に依存しているのが現状です。そのような貴重な食料を有効に使うために何ができるでしょうか?各家庭で食品ロスを減らすための小さな行動も、一人ひとりが取り組むことで、大きな削減につながりますよね。基本は、買物時に「買いすぎない」、料理を作る際「作りすぎない」ことが重要だとのことです。まず、一人ひとりができることから始めてみませんか。
そこで、ベジ冷凍をお勧めいたします。
ベジ冷凍とは生の野菜をそのまま冷凍して、必要な時に必要な量だけを使う方法です。
生の野菜を冷凍するメリットを挙げると
① 冷凍すると1か月くらいは長持ちする
② 火の通りが早くなり時短調理が可能になる
③ 先に野菜を切って冷凍しているので下ごしらえをしなくてよい
④ 味がつきやすくなる  などです。
注意することは、冷凍前に野菜の水分をふき取ること、保存袋の空気を抜く、賞味期限の確認ができるようにしておくこと、購入後新鮮な野菜を冷凍することなどです。
 私たちの各家庭ではベジ野菜以外に、まだたくさんの工夫で食品ロスを減らすことはできます。また、企業も本腰を入れて食品ロスに取り組もうとしています。その企業を応援することも私たちができる一歩ですね。
ロスを減らそうとしているうしろ姿を子ども達は見ています。そうしてその努力は受け継がれていくことでしょう。一人の意識が変わると徐々に社会が変わります。皆さんのうしろ姿を子ども達に見せてあげてくださいね。

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