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栄養士の食育日記

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『新しい試み、家庭での食育実践』

 4月に入り、新入学、進級など新しいことがたくさん起きる季節になりました。食育は保育園や幼稚園、学校でも習いますが、本来は家庭で経験したことが基本になって、それをより深めるために保育園、幼稚園、学校で勉強をします。

そこで、大切な基本となる家庭での食育を実践するための方法を調べたところ
「食育を実践するための4つのアプローチ」があることがわかりました。
1. 旬の食材を食べる…ご存じのように旬の食材は栄養価が高いだけでなく、鮮度が良いので味が濃く美味しいという特徴があります。旬ではない食材は味が薄くなってしまいがちなので、味付けが濃くなります。旬のものはそれ自体が美味しいので余分な味付けは不要ですから、塩分の摂り過ぎなどが抑えられます
2. お買い物の体験をする…家族でスーパーに行くことや自分の目で見ておくことは重要な体験になります。実は大学生になってもスーパーで買い物をしたことがない学生がいます。そのような学生は学食がある時は学食で食事ができますが、休みの日は食べるものがなくて自室で水を飲んで我慢しています。小さい頃の体験の積み重ねが大切です。初めて一人で買い物をする小学生の支援をした時に、その子がワカメは魚のコーナーで売っていることを発見し、初めて知った!と興奮していたことを思いだします。スーパーでの買い物体験は食材の知識を豊富にしますよ。
3. 料理を作る…まずは味噌汁から・・とか、お米を洗うことから・・など料理はクリエイティヴな作業ですから少しずつ関わっていくことで創造的なものの考え方にも繋がります。是非、子どものうちから家族のために料理を作るようになると良いですね
4. 味をオノマトペで表現する…物事の声や音、様子や感情などを簡略的に表現できる手段としてのオノマトペで料理を食べた後に『美味しい』『冷たい』などの表現ではなく『ネバネバが美味しい』とか『シュワシュワ冷たい』など味を伝える表現を考えると、より食べることに意識を向けることができます。
また、味をオノマトペで表現することによって苦手な食べ物の何が嫌いなのかを表現することになり、苦手食材の克服に役立つともいわれています。
以上、4つのアプローチを紹介しました。新年度を迎えるにあたり、家庭でできる食育方法を考えてみませんか?

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