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栄養士の食育日記

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『大晦日にいただく年取り魚』

 年の瀬も押し迫り、今年も残すところわずかとなりました。

忘年会、クリスマスなどが終わり、あとは新年を迎えるための大掃除やおせち料理の準備など忙しくなってきますね。
そこで気になるのが大晦日の夕食メニューです。
皆さまのご家庭ではどのようにされていますか?
大晦日の夕食はどのようにしているのかを調べてみると
①家族が集まるので普段より豪華にする 
②年越しそばを食べる 
③おせち料理を食べる・・など様々なようです。
以前、年越しそばは夕食で食べる家庭が多いのか、それとも除夜の鐘を聞きながら食べる家庭が多いのかを調べてみたところ、結論は出ず、それぞれの家族の年齢によって変わることがわかりました。
例えば、子どもが小さい場合は夜更かしをさせず、早めに年越しそばを食べる家庭が多く、子どもが大きくなると除夜の鐘を聞きながら。・・ということのようでした。
さて、日本では昔から大晦日の夕食では『年取り魚』を食べる風習があったそうです。年取り魚とは大晦日から正月に食卓に上る魚のことで、一年の締めくくりとして、感謝とお祝い、新年の無病息災、そして家内安全を祈願して食べる縁起物の祝い魚のことです。
数え年では、1月1日に年齢が増えることから、年を取らせる神様「歳神様」を迎えるため、大晦日から新年にかけて神事がとり行われていたそうです。そしてその際に供えられる魚であることから、年取り魚と呼ばれるようになったようです。大晦日の夕食は『ハレの食事』と考えられ東日本では鮭、西日本ではブリなど特別な正月魚(年取り魚)を用意していました。東日本では鮭を食べる理由は「栄える」という言葉と鮭をかけていたこと、西日本ではブリは出世魚ということで、それぞれ縁起物として重宝されていたことが主な理由のようですが、地域により鱈や鰈などが用いられる場合もあるそうです。
大晦日から新しい年を迎えるお祝いは始まっているのですね。

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