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夜がすこしずつ長くなると秋の深まりを感じます。
朝夕が涼しい・・と言うよりも少し肌寒い感じがし始めると、「芋炊き」「おでん」「鍋もの」が欲しくなります。
さて、「芋炊き」「おでん」「なべもの」に共通の食材はなあに??と聞かれると、皆さんは何を思い浮かべますか?私は豆腐や厚揚げなどの豆腐類を思い浮かべます。もちろん、豆腐は夏にも冷奴などで食べる機会は多いのですが、寒くなると何故か恋しくなるのが豆腐ですね。
10月2日は豆腐の日です。制定の由来は単なる語呂合わせ(10=とう、2=ふ)のようですが、豆腐は日本人が古くから親しんでいる食材です。
ご存じのように大豆から豆腐は作られます。諸説ありますが、奈良時代に中国から伝わったのではないかと言われています。当時はかなり高級品として珍重され、貴族や僧侶など一部の人しか食べられないような高級品でした。
江戸時代になると庶民も食べられるようになってきましたが、お祭りやお正月、冠婚葬祭などの特別な『ハレの日』しか食べることはできませんでした。
庶民の食卓に上るようになったのは江戸中期ですが、全国で食べることができたわけではなく、江戸や京都、大阪など大都市だけで食べられていたようです。現在はスーパーに行くと購入することができる豆腐ですが、江戸時代は食べることすらできない人がたくさんいたのですね。
「一汁三菜」という和食のバランスで健康食と言われる和食の基礎は大豆、大豆製品とも言えます。その中で食べられている食材が豆腐です。
豆腐は大豆で作られるので「タンパク質」「脂質」が多く含まれます。成長期の子どもにとって豆腐は淡泊な味で魅力が少ないかもしれませんが、毎日、肉類ばかり食べるよりも、植物性のたんぱく質補給のために豆腐等もお勧めです。子どもの時に食べていることが将来の食事習慣の基礎を作ることになります。
豆腐の日は10月2日の1日だけですが、秋から冬にかけて豆腐料理は体をほっこり温めますので活用してみませんか。
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