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栄養士の食育日記

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『まだまだ心配 夏バテ』

 二学期が始まりました。今年の夏は本当に暑かったので子ども達は外遊びをするよりもエアコンのきいた部屋で過ごすことが多かったのではないでしょうか?しかし、平成29年度の調査によると小中学校でエアコンの設置率に格差があり、100%設置している県もある一方で一桁に留まる県も存在することがわかっています。例えば北海道や東北などは一桁台なのはわかるとして、愛媛県、奈良県、長野県、静岡県や長崎県などでも一桁台なのです。

9月に入り、子ども達は暑い教室に戻って勉強をしているので、夏バテ症状が気になりますね。
ひとくちに夏バテと言っても、その症状は人によってばらつきがあります。
夏バテは、体に「疲れ」と「だるさ」を感じ、それにともない「集中力が低下」することが主な症状とされています。それと夏場に冷たいものを食べ過ぎたり、飲み過ぎたりして起こる「胃もたれ」や「食欲不振」も夏バテの症状です。
また、自律神経系の乱れも大きな原因と言われています。自律神経が乱れると、汗をかきづらくなり、体温を調節する機能が衰えていくのです。
子どもは、大人よりたくさんの汗をかきます。汗は、皮膚表面温度を気化熱で下げてくれるので、体は暑くなると汗をかくようになっていますが、気化熱で体温を下げるときに体力も奪われると言われています。子どもの場合は大人に比べて体温調節が上手くいかず、体温が上がりやすくて体力も消耗しやすく、それ故に熱中症や脱水症状を起こしやすいと言われます。9月だからもう秋・・と考えず、まだまだ夏バテは続くと考えて対処しましょう。
夏バテを解消するには体力を回復することが必要です。そのために、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン・ミネラルをバランスよくとることが大切です。
特に、体をつくる上で大事な栄養素の一つ「たんぱく質」や、疲労回復に有効とされる「クエン酸」、「ビタミンB₁」を含んだ食べ物を多くとることで、夏バテ回復が見込めます。
まず、『豚肉』『かんきつ類』『枝豆』『オクラ』などがお勧めです。これらの食材は、毎食何かの料理に取り入れると、夏バテ回復が期待できます。特に枝豆やオクラは冷凍食品も販売されているので、活用すると調理時間も短縮できます。
しかし、食欲がないときは無理をせず、食べやすく身体に負担にならない食事を心がけてくださいね。無理矢理、たくさん一度に食べようとせず、小分けにして消化器官に負担をかけない工夫をして、残暑を乗り切りましょう!

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