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栄養士の食育日記

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『新生活のスタートは質の良い朝ごはんから』

 新学期が始まりました。桜の咲く通学路を子ども達は元気よく学校へと向かっています。

さて、元気よく通学している子ども達の朝ごはんです。ちゃんと朝ごはんを食べて学校へと向かっているのでしょうか・・・。
先日、男子大学生数名と朝ごはんについてお喋りをしていたのですが、ある学生が言った一言に凍りつきました。学生は「僕は物心ついてから朝ごはんを食べたことがありません。我が家には朝ごはんを食べる習慣がありませんでした」と言ったのです。その学生のご両親は朝ごはんを食べないらしく、必然的に子どもの朝ごはんも準備されていなくて、その学生は朝ごはんを食べないまま大人に成長したのです。
朝ごはんの重要性が指摘されてから、文部科学省は平成18年4月に『早寝早起き朝ごはん』全国協議会を設立しました。その後、多くの団体と一緒に子ども達の基本的な生活習慣の確率や生活リズムの向上につながる運動を積極的に展開し今年で10年になります。この間に朝ごはんを食べていない子どもの数は確実に減ってきたと思います。これからの問題は、食べている朝ごはんの内容です。
朝ごはんの英語、「ブレックファスト」は「断食を破る」という意味があります。からっぽになった体に養分を入れてあげるという意味ですから、朝ごはんは眠っていた脳や体を目覚めさせる役割もありますし、体温を上げる役割もあります。
朝ごはんでしっかり食べたいものはごはんやパンなどの主食ですが、例えば『ごはんにふりかけ』だけの朝ごはんであれば、納豆や卵を加えるだけで簡単にグレードアップできます。
『トースト』だけの場合は牛乳とハムを加えることから始めましょう。
最近は『シリアルに牛乳』をかけて食べる子供も増えていますが、その場合はフルーツグラノーラや玄米入りのシリアルに変えるだけでも栄養バランスがととのいますよ。
もしも何も食べずに学校へ向かう子どもがいたら、まずは野菜ジュースから始めてヨーグルト、シリアルへと食べる習慣をつけるようにしましょう。最初から理想を求めずに少しずつ理想に近づけるようにしましょう。
 新学期のスタートで気持ちも新たになっている時がチャンスです。質の良い朝ごはんを食べて元気に学校生活を楽しませてあげましょう!

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