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栄養士の食育日記

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『日本の食材を知ろう!そうめんは麺のルーツ』

もうすぐ七夕ですね。七夕は1年間の重要な季節の節目をあらわす五節句の一つです。願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるして星にお祈りをする習慣が現在まで受け継がれていますね。

さて、皆さまは1000年も前から七夕にはそうめんをいただく習慣があることをご存じでしたか?
じつは平安時代に宮中の作法と儀式を記した法典が作られたのですが、その中に七夕にそうめんをお供え物にすることが定められているのです。その頃のそうめんは今とは少し形が違い、遣唐使によって伝わった小麦粉と米粉を混ぜて作る索餅(さくべい)と言うものでした。その餅のような麺(お菓子のようなもの・・との説もあります)を「ひしお」や「酢」につけて食べていたそうです。
一般的な麺の始まりは、1500年ほど前に中国で小麦粉を練ってひも状態にしたものをスープで煮たり、汁に浮かせたりして食べたことである…と言われています。
日本では先ほども書いたように遣唐使によって二杯酢をかけて食べた索餅というものが麺の始まりですが、その後、南北朝時代に麺に油を塗って竿にかけて引っ張って伸ばす「索めん、素めん」が食べられるようになり今に至っています。同じ頃、うどんや冷麦、きしめん、そば切りも誕生したそうですが、油を塗って引っ張って伸ばす製法はそうめんだけですよ。

 七夕にそうめんを食べるようになった理由は、中国では索餅を食べると流行病にかからない・・という言い伝えがあり、七夕の時に無病息災を願ってそうめんを食べたとのことです。
そうめんは食欲が落ちてくる暑い夏のエネルギー確保にピッタリの食材ですね。しかし、簡単にそうめんだけで食事をすませてしまうと栄養価の偏りがあるので、要注意!
そうめんには「のっけ物」が必要です。
例えば『トマトや鶏のささみ』『錦糸卵』『ネギやシソの葉』『ワカメや海苔、黒ゴマ』などなど「のっけ物」で栄養バランスもバリエーションも豊かになり、飽きることなく楽しく食べることができます。
そうめんは油を使って作るので満足感があり、腹持ちがよく間食防止になります。
あと少ししたら夏休みになります。夏休みのお昼ご飯に『そうめん』はピッタリですが、いろいろなアレンジをして食べてみましょうね

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