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梅雨になるとじめじめして、食中毒の発生が増えてくる季節になります。食中毒の原因となるものは主に「細菌」や「ウイルス」です。
普段は、どこにでも存在している細菌やウイルスに深く注意を払わなくても食中毒も起こらないのですが、今の時期は少し様子が変わります。
梅雨から夏の『高温多湿』状態は細菌が繁殖するための好条件となり、一気に食中毒を起こすほど細菌数が増えてしまったりするのですね
今からの時期に食中毒を起こす原因をまとめてみましょう
①カンピロバクター…発生件数がもっとも多く生肉や加熱が不十分な鶏肉、
レバーなどから感染します
②サルモネラ…加熱が不十分な肉や卵を原材料とした食品が原因になりやす
く、ペットを介して汚染される場合も増えています
③黄色ブドウ球菌…健康な人の指や鼻などにも存在し、食中毒以外にもニキ
ビなどの化膿性の傷にも存在します。まず、直接食品に
触れないことや手洗いをすることが重要です
④ウェルシュ菌…高温でも死滅しない菌です。そのために調理をした後で、
ゆっくり冷めていくと繁殖に最適な温度になり、増殖して
しまうので、一気に冷やす必要があります
加熱しても死滅しないウェルシュ菌などが存在しますので食中毒を防ぐためには様々な観点から取り組む必要がありますね。
まず、食中毒を起こす二大原因は「室温保存」と「加熱不十分」です。今からの時期は生ものを避け、肉や魚は中まで、よく火を通すようにしましょう!調理して2時間以内に食べるようにしてくださいね!
特に子どもたちは抵抗力も低い上に、食中毒で脱水状態に陥ることも考えられますので注意しましょう
子ども達には、外から帰ったら手を洗うことを習慣づける良いチャンスです。食中毒菌を「つけない・ふやさない・やっつける」の三原則を守って美味しく楽しい食卓にしてくださいね
食中毒は、同じものを食べた人全員が発症するわけではありません。抵抗力が落ちていると起こしやすくなります。いつもバランスの良い食事を1日3食きちんと食べるといった食事の基礎をきちんと実践していれば抵抗力もついているはずです。
普段から赤・白・黄・緑・黒の5色で食事のバランスをととのえて、食中毒に負けない健康な強い体を作っておきましょう!
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