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例年になく、暑い5月でしたね。風薫る5月のはずなのに、暑いですね・・と言う言葉の方が先に出てしまいました。「5月が暑いと梅雨が遅い」というようなことも言われますが、6月は入梅。カラッとした天候からジメッとした気候にかわってきます。
「夏のぶらさがり野菜」と言われるキュウリやナス、ゴーヤなどはそのような気候から、私たちの体を守ってくれる野菜と言われています。
今回は、特に体を冷やす効果抜群のきゅうりを取り上げてみたいと思います。子ども達の食育授業で、『きゅうりの栽培』体験がしばしば行われていますね。きゅうりは育てやすく、収穫もしやすいので重宝な野菜なのです。
苗から植えると、ツルが伸びて花が咲いて実がなる・・一連の流れが良くわかります。その後収穫します。実はそれで終わるのではなく。そこから食べる食育が始まるのです。
きゅうりはどのような野菜なのか・・何に秀でているのか・・どのよう料理をしたら良いのか・・を子ども達と話し合う機会を是非設けてくださいね!
その時に役立つ豆知識をいくつか挙げておきます。
①きゅうりは世界一、栄養の少ない野菜としてギネスブックに載っています。きゅうりの90%以上は水分、あとの10%以下にビタミンCやカリウム、カロチンなどが含まれていますが、量的にはたいしたことがないのです。
ですからギネスブックに登録されたのですが、水分が多いので、体を冷やす
効果が抜群です!きゅうりを食べると少し爽やかな気分になると思います
②夏の日差しで日焼けしてしまったら、きゅうりのスライスを皮膚の上に置くと冷やしてくれますし、目の上にのせておくと、目の疲れを取りまぶたの腫れを解消してくれます。また、軽いやけど、あせもなどの場合も、スライスしたきゅうりを患部に当てて冷やすと効果的です。
③きゅうりにはアルコルビナーゼというビタミンC破壊酵素が含まれています。例えばビタミンCがたっぷりの野菜と一緒にジュースにしたりするとビタミンCの量が減ってしまうのです。きゅうり自体にはビタミンCが含まれているのに、ほかの野菜や果物のビタミンCを壊してしまうので注意!そのような時は少し加熱したり、酢を加えてサラダにしたりすると大丈夫です
きゅうりは今からの時期に出回ります。
きゅうりの特徴を理解して「今日はきゅうりがあるから涼しくなるね!」などと言って子ども達に食べさせるときゅうりが嫌いと言う子供が少なくなるのではないかと思っています。
大人のきゅうり嫌いは割と多いのですよ!子どものうちから直しておきましょうね
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