株式会社フードサポート四国

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2011年04月29日

『食物アレルギーと学校給食』

  風薫る季節となりました。
5月は気持ちよい風が吹いているのを身体で感じることができる季節ですね!!私は3月から悩まされ続けてきた花粉からも解放され、ようやく外の空気を鼻から胸一杯吸い込むことができるようになりました。

 花粉症はアレルギー疾患の一つですが、アレルギー疾患で苦しむ子供は多くて、たくさんのお母さんが悩まれています。今回は食物アレルギーが起こるメカニズムと受け止め方についてまとめてみたいと思います。食物アレルギーはとても大きな問題なので、今後も一緒に考えていきたいと思います。

 私たちの身体にはいつも一定の良い状態を保とうとする機能が備わっています。免疫システムもその一つで免疫機能の中には自分の体内に「異物」が入ると識別して異物に負けないように対抗する『抗体』を作り異物を体外に出そうとする優れた機能があります。
本来はこの仕組みは身体に有益に働くのですが、「異物」ではないものを「異物」と認識して『抗体』を作り過敏に反応して、結果的に身体に障害を与えてしまうものが「アレルギー」なのです。アレルギー反応が起こる仕組みは4つのタイプに分かれますが、食物アレルギーのほとんどはアレルギーを起こす食べ物を食べて数分から12時間くらいで発症する「即時型」といわれるものです。
この場合、発疹が出たり痒み、喘息などの症状や、ひどい場合は呼吸困難、心臓停止にいたることもあります。
特に、バナナ、キウイフルーツ、メロンなどの果物やゴマ、カニ・エビなどの甲殻類、そばなどが強い症状を起こしやすいと言われています。

そのような食物アレルギーをどのように受け止めたらよいのでしょうか・・
食物アレルギーの子供たちは確実に増えています。しかしその実態は『十人十色』で一人一人全く違うと考えることが大切です。専門のお医者さんにかかって子供の症状をしっかりと見極め、間違った思い込みをしないようにしましょう。
幼稚園や学校給食などの対応としては
①別献立で原因となる食品を除去した物を作る
②献立の中の原因食品の代わりに代替食品を利用する
③献立の中から原因となる食品を取り除いて残りを食べる
④原因となる食品が使われる場合は給食ではなくお弁当を持参してもらう
⑤給食をすべて中止してお弁当持参とする
が、あるそうです。
4月から始まった新学期ですが、そろそろ幼稚園や学校に慣れてきて給食の楽しさ、美味しさがわかってくる頃だと思います。
食物アレルギーはあるけれど『食べることは楽しい』と思ってもらえるように家庭と学校で一緒に考えられると良いですね。

今月のお奨め料理は、 
『子供と作ろう 豚肉とブロッコリーのカレー炒め』4人分です
【材料】   
豚肉もも薄切り…200g
 ブロッコリー ・・・1株 ・・・茹でておく
 にんじん   ・・・1/4本・・・短冊に切る
【調味料】
 A塩・・少々    酒・・・小さじ1
 Bカレー粉・・・小さじ1/2  醤油・・・大さじ1 みりん・・・大さじ1
【作り方】
①豚肉は一口大に切ってAを振っておく
②フライパンに油を適量入れて①の豚肉とにんじんを炒める
③色が変わったらBの調味料を入れて最後にブロッコリーを加えて炒め合わせる

子供にはフライパンで炒めるところをお手伝いしてもらいましょう。
難しいことをしてもらうと真剣に頑張ってくれますよ。

投稿者 yoshikei : 15:16

2011年04月19日

『子供の食生活と災害』

 東日本大震災から1ヶ月が過ぎても、未だに激しい余震が東日本を襲い続けています。被災当初に比べれば食料や物資も各避難所などに届き始めているという報道はありますが、復興には長い時間がかかりそうです。栄養士としては
子供たちの食事はどのようになっているのだろうと心配になってしまいます。

子供たちの健康増進をより効果的に実践するために『健康づくりのための食生活指針』というものがあります。そこに示されている内容をご紹介します。

★幼児期の食習慣の基礎作りの指針として
①食事のリズムの大切さ、規則的にしよう 
②一家揃って食べる食事の楽しさを 
③心がけよう、手作りおやつの素晴らしさ 
④外遊び、親子そろって習慣に・・などがあります。
★学童期は食習慣の完成期の食事指針として
①1日3食を規則的にバランスのとれた食事 
②食べ過ぎや偏食なしの習慣を 
③おやつにはいろんな食品や量に気配りを 
④つけさせよう、外に出て身体を動かす習慣を・・となっています。

これらの指針ができた背景を考えると、
①加工食品や市販品おやつなどから脂質エネルギーの増加
②欠食・外食・孤食の増加
③硬いものが噛めない、飲み込めないなどの摂食機能の低下
④慢性的な運動不足 ・・が栄養面からの問題であることがわかります。

震災後の被災者家族の生活を考えてみると、指針のような生活は全く望めない状況になっています。食事だけをとっても、ライフラインが復旧するまではおにぎりやパン、缶詰食品など調理が必要でない食品が配られ、食事のリズムなどまでは手が回らないと思われます。
大人であれば完成された食習慣があり、今回は特別な時であるから・・と頭で理解できると思いますが、子供にはこの1ヶ月で食生活のリズムに大きな乱れが出ていると考えられます。
子供たちの成長にとって取り返しのつかないことになる前にできるだけ早く普通の生活を過ごすことができるように、食事のこともケアができる体制が整えられますように・・と願ってやみません。


投稿者 yoshikei : 14:07

2011年04月01日

『子供の食と就寝時間』

 4月に入り新しい生活がスタートするワクワクした気持ちと東日本の震災による被害を受けた方々への想いが入り混じった複雑な今年度のスタートになりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今は春休みですが、もうすぐ子供たちの賑やかな笑い声が学校に戻ってきますね。ただ、休み中に生活リズムを壊してしまうと学校生活でくたびれてしまうことがあるので、そろそろ生活リズムを見直しましょう。
そこで、今回は子供の就寝時間について考えてみました。
コンビニなど深夜営業の店が増えてきて自然に夜更かしをしてしまいますが、その傾向は大人だけでなく、子供にも現れています。
22時過ぎに寝る3歳児の傾向を調べたデータを見ると、30年前は22%・・20年前は35%・・10年前は49%と10年で10%以上増加しています。
生まれたばかりの赤ちゃんは1日に何度も短い眠りを繰り返し、それがだんだんと1回の睡眠時間にまとまってきます。そのうちに「寝る時間帯」と「起きている時間帯」が分かれてきます。それはだいたい5ヶ月くらいまでに出来上がるリズムだそうです。
その後1歳を過ぎると日中の運動量が増えてきますから夜は疲れてぐっすりと寝るようになります。3~4歳の幼児期にかけて熟睡の時間がドンドン長くなり、特に寝入りばなには大切な「成長ホルモン」が大量に分泌されるので、子供の健康な成長に『熟睡すること』は欠かせないことになります。子供を寝かせる際に気をつけるべきことは部屋を暗くして寝かせることだそうです。暗くすることによって寝つきが良くなる上に身体の発達とホルモンのバランスが取れてくるといわれています。
朝起きて、昼間活動をして、夜寝る・・という生活リズムは1歳後半には確立します。睡眠不足になるとホルモンのバランスが崩れたり、生活習慣病になりやすいということもわかっていますので子供は特に気をつけるようにしましょう。
 たまに、「子供の背を高くしたい」とのご相談を受けることがあります。カルシウムがたくさん含まれている食事をすることはモチロン大切ですが、子供を9時までに暗い部屋で熟睡させてあげることも大切なことなのです。
私たちの身体は食べたものでできていますが、その身体を形作るときには運動やホルモンの分泌なども考えるようにすることが必要なのですね。
『寝る子は育つ!』を実践してくださいね。
さて、今月は子供と一緒に作る~簡単ぼた餅~を紹介いたします。
4月のお奨めおやつ (8~9個分)
 【材料】もち米・・1カップ  
水・・・・1カップ強  
     小豆の缶詰・・1缶
 【作り方】
1.普通にごはんを炊きます
2.炊けたらすりこ木で軽くついてご飯を半分くらい潰し8~9個に分けておきます
3.小豆の缶詰を鍋に移し、弱火でゆっくり水分を飛ばして練り上げ、最後に塩を少々加えておきます。
4.ラップに③の餡をおき、②のお餅を包んで、出来上がり

投稿者 yoshikei : 12:47

 

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