« 2011年02月 | メイン | 2011年04月 »
2011年03月18日
『災害と食事』
桜咲く3月。日本列島を震撼させる出来事が起こりました。
東北・関東大震災です。
巨大地震の後にくる津波の恐ろしさは、知識では知っていましたがこれほどの破壊力で、すべての生活を飲み込んでしまうとは想像もつかない出来事でした。『いつも防災意識を持っているように・・』と学校でも地域でも教えられていましたが、身を持って防災の大切さを感じている3月11日以降です。
今回、大震災で被災された方々は避難所にいらっしゃいますが、災害が発生してから復興までの間はまだしばらくかかりそうです。高齢者の方々や、持病を持っている方、小さな子供たちには過酷な境遇だと思います。
幸いにして、被災していない私たちはこれからのことを考えていくことが必要だと感じますので今回は『災害時の食事について』考えてみたいと思います。
調べてみたところ ①緊急時の食事
②災害時に備えての食事の保存
③災害時のストレスを軽減する食事
という内容で、よくまとまっている文章を見つけました。
① 緊急時の食事
緊急時は、ガス・水道・電気などのライフラインが途絶えてしまうため、そのことを考えた食事を準備します。
例えば・・温めなくても食べられる食品(乾パン・クラッカー・缶詰など)
水を加えるだけで食べられる食品(アルファー米・スキムミルク・フリーズドライ食品など)
卓上カセットコンロで作れる食品(レトルト食品・インスタント食品など)
その他にはチョコレート・飴・羊羹・チーズ・水などがあげられます。
② 災害時に備えての食事の保存
災害はいつやってくるかはわかりません。災害時の食事は保存期間ができるだけ長く、調理に手間のかからないものが良いとされています。
用意するのは緊急時の食事であげたもので良いのですが、保存期間が6ヶ月~1年程度と考えておきましょう。商品ごとに保存期間が違うので商品ごとに確認をしておきましょう。
③ 災害時のストレスを軽減する食事
災害時には被災による精神的ストレスに加え、集団生活など慣れない環境が身体へ悪影響をきたします。
まず、トイレ事情が悪くなるのでトイレに行く回数を減らそうと水分を控える傾向がありますが、高血圧を悪化させたり、血液中に血栓を発生させる原因になったりしてとても危険です。キチンと水分補給をしましょう。
次に、ストレスを軽減させるものとして、ビタミンCやマグネシウムなどが挙げられます。これらは新鮮な野菜や果物に含まれていますが、保存食などでは必要量が足りない場合があります。そのような場合にはビタミンやミネラルのサプリメントを準備すると良いと思われます。
その他に、調理に必要な卓上カセットコンロや割り箸、プラスチック製のスプーン・フォークなども一緒にまとめて災害時の持ち出し袋に入れておくと良いと思います。
昔の人は「備えあれば憂いなし」と言っていました。
私は今まで準備しなくては・・と思いながらもきちんと準備していなかったのですが、今回の大震災を教訓に準備しておこうと思っています。
そして被災されている方々に思いを馳せながら支援を行なっていこうと思っています。
投稿者 yoshikei : 14:25
2011年03月01日
『お寿司の文化とひな祭り』
最近は全国チェーンの「回るお寿司屋さん」ブームで、家族揃って月1回の外食は「回るお寿司屋さん」という家庭が増えてきているそうです。私も全国チェーンのお店のいくつかに行きましたが、ハイテクを駆使した無駄のない工夫に「すごい!」「安い!」と感動してしまいました。そもそも、お寿司は日本人にとってはご馳走であり冠婚葬祭の時に出されたような特別の料理だったのですが、回るチェーン店の影響で特別のものでなくなってきていますね。
日本のお寿司文化は海を越え、外国の人たちにも人気の食文化になりました。とても喜ばしいことだと思います。一方、お寿司と銘打ってとてもひどい物を提供するお店が外国に増えたのでお寿司職人さんの検定試験が行なわれるようになったそうです。私たちが日本の食文化を守っていくのだとの気持ちの現われだと感じます。
さて、お寿司の文化を紐解くと、原型は『なれ寿司』と呼ばれるお寿司です。魚に塩をして米飯と一緒に壷や桶に漬け込み米飯の乳酸発酵によって酸味をつけて,魚の骨まで柔らかくして食べるものです。
しかし、現在の寿司づくりの基本は重石をのせたり、手で強く押す『押し寿司』です。圧力を加えることによって味がなれるのだそうです。酢飯に味付けをした具を混ぜる『ばら寿司』でさえ、江戸時代には押し蓋をして重石をのせて味をならしたそうです。そのバリエーションとして、日本人は『いなり寿司』『包み寿司』など様々な寿司の形を作り出してきたのですね。ちなみに、明治以前には北海道や沖縄県の食文化には寿司文化はなく、北海道は明治以降、沖縄県は近年になってから寿司文化が入ったそうです。
さて、ひな祭りというと以前は『ちらし寿司とはまぐりのお吸物』でしたが、今は、お内裏さまとおひなさまをお寿司で作る『おひなさま寿司』が人気ですね。作り方は簡単ですから、ご家庭でパーツを組み合わせる感覚でおひなさま寿司に挑戦してみてください。子供はとても喜びますよ!!
3月のお奨め料理
『子供と作ろう おひなさま寿司』(8個分)
酢飯 400g(8つに分けて丸める。お内裏さまとおひなさまの胴体の部分)
うずらの卵(水煮)・・・8個(顔) 黒ゴマ・・・・16粒(目)
きゅうり・・・・適量(おひなさまの扇とおだいりさまのしゃく)
黒豆(煮豆)・・・・4個(お内裏様の冠)
赤パプリカ (5mm角)・・・・4個(おひなさまの冠)
薄焼き卵(半円形)・・・・8枚(お内裏さまとおひなさまの着物)
【作り方】
1、寿司飯で三角おにぎりを8個作る
2、円形の薄焼き卵を4枚焼いてそれぞれを1/2に切って半月の薄焼き卵を作る
3、きゅうりの皮の部分を使っておひなさまの扇とおだいりさまのしゃくを作る
4、①の三角おにぎりに②の半月の薄焼き卵を着物のように巻く
5、うずらの卵に黒ゴマで目を作る
6、おだいりさまを作る・・黒豆をつまよう枝に刺して④に刺し、⑤の上の部分に差しこんで顔の部分を作る・・③のしゃくを持たせる
7、おひなさまを作る・・つまよう枝に赤パプリカを付けて④に刺し、⑤の上の部分に差し込んで顔の部分を作る・・③の扇を持たせる
8、皿に並べ、ショウガの甘酢漬けを添えて出来上がり
投稿者 yoshikei : 17:42
