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2010年11月16日
『スポーツをする子供たちのための食事は・・』
世界バレーボールで真鍋監督が率いる女子バレー部が32年ぶりにメダルを獲得いたしました。テレビ中継を見ていて感動しました!!
皆さまは、ご覧になりましたか?
最近は野球やサッカーのみならず、バレーボールも海外で活躍する選手が増えてきました。このように様々なスポーツで活躍する選手の多くは日頃のトレーニングと同様に食事にも気をつけています。
何故なら、より高いレベルの成績を残すためには運動のエネルギーとなり、身体を作る材料となる食事が基本であることや「何を・いつ・どのくらい摂取するのか」が試合の結果を左右するほど重要であることを知っているからです。
先日のことですが、ある指導者の方から電話で質問をいただきました。
その方はバレーボールの指導をされている方で、以前行なった「スポーツ栄養」の講義を受講してくださった方です。
少し、専門的な内容になりますが、その時にお話したことを少し紹介します。
その講義では、試合の前と試合後にはこのように食べましょう・・と例を挙げてお話しいたしました。例えば、トーナメント式の試合で第1試合に勝った場合、次の試合までの間には、疲れた身体のためと、次の試合のエネルギー補給のためを考えて、何を食べるかが決まっていきます。
その時に重要な意味を持つのが、次の試合までの時間です。私たちの身体は食べ物を食べると一時的に胃に貯蔵します。しかし、胃に食べ物がある状態では運動は避けた方が良いのです。実は食事をしたり、飲み物を飲んだりして、胃に食べ物がある状態で走ったり運動をしたりすると、お腹が痛くなってしまうのです。皆さまにも経験があると思います。
試合をするときには、食べ物が胃から腸に移動して、体中に食べた物が吸収された状態で行なうことがベストだといわれています。
基本的に試合の3時間前には食事を食べ終わっている状態にすることです。
次の試合までに1時間しかない場合は、ドリンクやゼリーなどで対応した方が良いと思います。
試合日の栄養サポートで一番重要だと思うのは試合後の食事です。試合で疲れた身体に最も必要な栄養素は糖質です。試合後に、たんぱく質を即座に食べさせる指導者の方がいらっしゃいますが、身体を運動モードから回復モードに切り替えるためには糖質摂取がまず先です。その後、たんぱく質の摂取も必要となるのです。
以上が講義の大筋でした。
さて、受講してくださった指導者の方が相談してきたのは、抗議で聞いたことを実践しようとすると、保護者の方から『その食べ方は身体に悪い!』との意見があり、試合と試合の間にしっかりご飯を食べるので、2試合目には身体が動かないのです。ということでした。
スポーツをする子供にとって、勝つことのみが大切だとは思いませんが、日頃のトレーニング成果を思いっきり発揮できる場が試合の場だと考え、今は何を食べるべきなのか・・を一緒に勉強できたら子供たちにスポーツを通じて感動を与えることができるのではないかと考えます。
スポーツ栄養はまだまだ研究の途中でありますが、これから食育やダイエット、生活習慣病の改善など,食事と運動を通して健康づくりに貢献できる研究分野です。
生でスポーツ観戦するときやテレビで観戦するときに、選手はどのように水分補給をしているのか・・など、今まで気にしていなかったところにも注意してみると、より深く楽しむことができると思います。
投稿者 yoshikei : 11:27
2010年11月02日
『インフルエンザと風邪引きにご注意!!』
インフルエンザを警戒する時期になりました。
何故、風邪引きご注意!と書くかというと・・・私が風邪を引いたからです。
最近の気温の変化にからだが対応できなくなって、とうとうお腹が痛くなり、関節痛を伴っています。猛暑で疲れた身体にはこの寒さは厳しいですね。
国立感染症研究所のインフルエンザについての集計では、去年よりずっと落ち着いていますが、例年と比べると感染ペースが少し早くなっているとのこと・・・。まず、昨年の経験も生かし、「手洗い・うがいの励行」、「咳エチケット」など、「うつされない・うつさない」ための対策を日頃から習慣づけておくほか、流行時にはなるべく人混みを避けるなど各自で感染予防に努めなければならないようです。
なお、今年のワクチンは1種類で従来型のインフルエンザにも新型にも効くようになっているそうですので、ワクチンの接種もおすすめします。
それにしても病院に行くと風邪気味の方がとても多いのです。これは天候不順が続き、気温の上下が激しかったからでしょうか。
風邪は引き始めの対応が肝心!私のように辛い思いをしないように『転ばぬ先の杖』をお知らせします。
風邪を予防するためにはどのような栄養素が必要かというと・・ビタミンAとビタミンCが代表です。
ビタミンAと言うと人参をパッと思い浮かべますが、食べあわせで効果がぐ~んと違います。実は人参はビタミンCを破壊する酵素を含んでいるので、人参とビタミンCの多い野菜や果物の組み合わせはダメです。ただし、人参に酢をかけて酵素の働きを止めるか、50℃以上の熱をかけると大丈夫です。冬人参の旬は11月~12月なので今からの季節の風邪予防には人参を活用しましょう!
お奨めの組み合わせは人参と玉ねぎ・ワカメなどです。
しかし、発熱してしまった時には発汗作用のある食品と水分補給を心がけましょう。体力の消耗も激しいのでビタミンCとたんぱく質も多めに食べる必要があります。
さて、発汗作用のある野菜の代表はネギ・しょうが・にんにく・ニラです。
風邪の予防と治療に適したネギの食べあわせ食品でお奨めは梅干!!ネギと梅干で身体を暖めましょう。ネギの白い部分にはビタミンCと血行を良くする硫化アリルが多く含まれ、緑の部分はカロテンやカルシウムが豊富です。風邪を引いた時は白い部分と梅干をご飯にのせて、お茶漬けにしましょう。体が温まり楽になるでしょう。
最後に、インフルエンザに戻って、万一発症した場合の、昨年来の対応の基本的な考え方を復習しておきましょう!
○ 急な発熱、咳、全身の倦怠感など疑わしい症状がある時は、かかりつけの医師や最寄りの病院等に連絡し、診察を受けてください。
○ 熱が下がっても、その翌日および翌々日の2日間は外出を自粛し、体調の変化を慎重に見守ってください。
○ 感染予防の基本はこまめな手洗いとうがいです。職場でも自宅でも、日頃からの習慣づけ自己管理を徹底しましょう。
今後、必要に応じて自身で購入したマスクの携行もお薦めします。
昨年は、新型インフルエンザの流行に敏感な反応を示していましたね。今年は大丈夫かどうかわからないので、今から気をつけておきましょう。
投稿者 yoshikei : 09:02
