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2010年01月20日

『米粉倶楽部「食料自給率の向上を目指して」』

2010年の幕が開いて、半月経ちました。
今年に入ってからも、世の中はいろいろなことが起こっています。

先日、食の雑誌をパラパラと読んでいたところ、表記の「米粉倶楽部」という言葉が目に飛び込んできました。
食料自給率の向上を目指して2009年10月に発足したとのことです。
2008年の日本の食料自給率(エネルギーベース)は41%です。この数値を2015年には45%へ上げることを目指すと言うもので『フードアクション・ニッポン』の一環として発足したものだそうです。
 私は、お米を粒で食べる日本人はエライ!という考え方だったので、米粉ってどうかしら・・・と思っていたのですが、米粉倶楽部のホームページの中には、《帆立の米粉シチュー》や《鶏肉としいたけの中華風蒸しご飯》など素晴らしいレシピが載っていて、感心してしまいました。
米粉シチューのポイントは米粉を小麦粉の代わりに使うのですが、米粉はダマにならず、シチューが白く出来上がるとのことです。
また、鶏肉としいたけの中華風蒸しご飯は鶏肉としいたけに下味をつけるのですが、その時に米粉をまぶすことで、具に味が馴染むのだそうです。中国の米どころである四川省でよく使われるテクニックとのこと・・。さすが四千年の歴史の国の知恵ですね。
米粉の素晴らしい特徴を上手に活かせば今までとは違う料理の幅が増えるみたいです。
米粉の特徴はたくさんありますが、もっとも良いと思われることに低吸油率でヘルシー・・と言うことが挙げられます。
小麦粉と米粉の油の吸収率を比較すると、小麦=50%弱、米粉=30%弱なのだそうです。だから、てんぷらの衣に米粉を使うと、いつもよりさっぱりした味になり、冷めてからもサクサク感が長続きするとのことです。
ヘルシーと言うのは一例に過ぎませんが、多くの方が米粉を利用するようになれば良いと思います。
日本国内で主食用米の需要が年々減少し、耕作放棄地などが問題になっている現在、米粉の需要が増えれば、日本の水田が活用されるとともに、食料安定供給の確保にもつながるのです!
パンの原料である小麦粉(輸入)を国産の米粉で代替するとして、パン1個に相当する米粉量を約80gとして試算してみましょう。
国産米粉パンを一人が一ヶ月に三個食べると、自給率が1%アップするといわれています。つまり、一週間に一回国産米粉パンを食べるだけでいい計算になります。その程度なら、私たちも自給率向上活動に参加できると思いませんか?
そのような工夫をして米粉の年間消費量を上げていくことが、自給率を上げることにつながると思うとワクワクしますね。
2008年の推計ですが米粉の年間消費量は約9500トンだったそうです。
輸入小麦の約10%にあたる年間50万トン程度を米粉に変えると食料自給率が何と1.5%も上がるのだそうです。
2010年は、環境や食糧問題に関わるちょっとしたことを一緒に考えて生きたいですね。

投稿者 yoshikei : 12:21

2010年01月12日

『春の七草・・2010年の無病息災を祈って』

 お正月が過ぎると、なんとなく身体が重たく感じるのは、食べ過ぎと身体を動かさなかった代償でしょうか・・。
お腹が重くなるほど食べ過ぎた正月明けは、七草粥が嬉しいですね。
1月7日の朝に七草粥を食べる風習は、平安時代から始まった風習のようです。平安時代に書かれた、あの有名な「枕草子」の中にも書かれているそうですが、
正月6日から7日にかけての行事で6日の夜はヒイラギなどの刺のある木の枝や、蟹のはさみのようなとがったものを戸口にはさんで邪霊を払い、七草叩きといって、唱えごとをしながら七草を包丁でたたき、粥を炊いたのだそうです。そして、7日の朝、神さまに供えてから家族で食べると万病を払うとされていたそうです。

調べてみると、本来は七草と書いた場合は秋の七草をさし、小正月である1月15日の風習としては七種と書いて「ななくさ」と呼ぶのだそうです。
1月7日の風習と小正月の風習が混ざり合い、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったとのことです。
現在では、本来的な意味がわからなくなり、邪気を払い無病息災を祈る意味ばかりではなく、おせち料理で疲れた胃をやすめ、おせち料理では補いきれない野菜を食べて栄養素の不足を補うという効果も期待されているようです。

それでは、春の七草をあげて見ましょう。
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ
 これぞ、七草」と古くから歌われてきた春の七草の歌があります。
順番に見ると
せり…水田、沼、小川、など水のあるところや湿地に生えます。せりあって生えることからセリと言われるようになったそうです。
* 意味・・・競り勝つ
なずな…畑や道端、土手、荒れ地など日当たりの良いところに生える二年草です。冬の間は葉が地面にへばりつくように広がっています。
* 意味・・・なでて汚れをはらう
ごぎょう…道端や荒れ地、田畑のあぜなど、日当たりの良いところにかたまって生える二年草です。草全体が白い毛におおわれており、厚ぼったく、茎は根元から株のようになっています。
* 意味・・・仏体
はこべら…小鳥が好んで食べるのでヒヨコ草ともいう。春から夏にかけてはびこります。
* 意味・・・繁栄がはびこる
ほとけのざ…田平子(たびらこ)と書きます。冬、水田などの土にへばりつくように葉を広げている二年草です。
* 意味・・・仏の安座
すずな…なじみの野菜であるカブのことです。ジアスターゼを豊富に含んでいて、消化によいといわれています。
* 意味・・・神様を呼ぶ鈴
すずしろ…ご存知、大根のことですね。ビタミンCと消化に良いジアスターゼを含んでいるもっともポピュラーな野菜です。
* 意味・・・汚れのない純白さ
以上が春の七草の説明と意味です。

カブや大根のところでも触れましたが、春の七草はそれぞれの薬効成分やビタミン類が身体によく、薬膳料理の傑作である・・と言う肩もいらっしゃるほどです。
食の風習を伝えていく意味でも、家族の健康のためにも残したい行事ですね。
昔は、あぜ道で七草を探したのでしょうが、最近はスーパーで七草セットが売られています。
そういうセットを利用してでも、子供たちに伝えることが食育につながることだと思います。
2010年は、七草粥を子供と一緒に作って新たな気持ちでスタートしましょう!!

投稿者 yoshikei : 10:00

 

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